今回はSF編の最後の話です。そして、セラが活躍します。
ウルトラマン80 第30話・砂漠に消えた友人
変身星人・ザタン星人
白銀怪獣・ザタンシルバー
登場
美しい星・地球。ですが、その星は今日も、
宇宙からの恐ろしい外敵に狙われているのです。
その外敵の一つが、とある赤い隕石らしいです。その隕石が、
怪獣の鳴き声と共に地球のどこかに落下し、UGMがそこを調査。
ですが、彼らの目の前には、何者かに破壊された町並みでありました。
見事な崩壊っぷり。もう誰も生きてねェでしょう。生きてるなら、
独りぼっちになって泣いている子供でしょう。
彼らの未来に何の未来があるでしょう(
あれだけの破壊を起こして、姿形も見つからないとは・・・。
ちなみに、隕石の正体は怪獣らしいです。鳴き声でわかったしwww
街を壊した奴はUGMの到着を予想して、姿を消したのでしょうか?
矢的「我々を見張ってる奴がいる・・・・っ!」
そう。今回の敵はまさにそいつです。そして、
城野隊員とユリちゃんの前に、とある人影が。まさか、例の犯人か?
いえ、ご存知のデブキャラのセラさんですた(・・)
脅かしの演出もうまいなァ・・・。セラさんは。
次の日。基地には、毎朝タイムスの土山記者と、
仲間であるカメラマンの青木の二人が来る事を知って、喜ぶセラ。
土山記者はセラの友人にして、先輩だったのです。
土山と青木は前にアフリカで取材している途中で、
行方不明になっていたと聞きます。どうやって、帰れたんだろう?
セラは中学の頃、デブっちょだからセラっちょと呼ばれて、
いじめられていたが、土山記者がそんなセラを守ってくれたそうです。
土山はセラにとって、最愛の兄のような存在であるのです。
いじめられていた者は誰もが、自身を助けた人を慕いますね。
もしかしたら、私もその一人かも知れません・・・。
そんな土山と青木をセラとユリちゃんがUGM基地を案内。
その一つの宇宙観測センターへ行ってます。そこには、
この物語のカギを握るトラップがある事を気づかずに・・・。
そして、空中パトロールをしているシルバーガル。犯人を捜しているでしょう。
その時、シルバーガルに異変が起こります。操縦不能となり、
機体が何故か泡のごとくブクブクしていきます。これは普通の故障ではない。
何者かが未知の力で機械を狂わしているのですね。
矢的は80に変身しようとしますが、
何か奇妙な装置を見つけます。その装置は、
シルバーガルを空中分解してしまう程のおっそろしーメカでした。
矢的はブライトスティックをライザーガンの銃口に付けて、
そのメカに向けて、発射しました。ゴルゴン星人戦の時と同じように、
ブライトスティックはある武器に付ける事で、
強力な武器になる事ができるのですね。
その射撃により、恐ろしいメカは破壊され、
シルバーガルは正常に戻りました。
それにしても、今に装置は何だったのでしょう?
やはり、敵は宇宙人でしょうか?
そして、矢的はTのイニシャルが描かれているハンカチを見つけます。
Tの名を持つ者・・・・まさか!?矢的は何かヒントを掴んだそうです。
その頃、UGMの皆さんは内部でスパイがいると話します。
そのスパイが土山でないのかと矢的は確信します。
こうして、今回の犯人は土山と青木ではないかと察し、
矢的先生と城野隊員が二人の尾行を開始する事になります。
矢的は土山の家に来ますが、怪しい物は全くなし。
さらに、喫茶店?で待機していた城野隊員のところに、土山が。
宇宙人と疑われていると聞いた土山がこう言います。
土山「空中分解寸前のシルバーガルを救った、
矢的隊員の方が、よっぽど宇宙人的だよなw」
おいおい、土山さん。それを言っちゃぁお終いよ。まあ、
矢的は確かに宇宙人ですが、内緒にしてるしなァ。
それを聞いて動揺する城野隊員。
ですが、完全にバレてませんので、ご安心を(
矢的を宇宙人扱いする土山。なんかますます怪しくなりますね・・・・。
セラは土山が宇宙人だと疑う矢的に怒ります。
そりゃぁ、もう。大切な人を疑うような事を悪口だと思うと、
流石に許せませんよなァ。
宇宙観測センターに来た矢的先生。
ですが、そこで驚くべき真実を見ます。
異人が潜入してないかのために、対応した透視映像から、
土山と青木の身体に、骨格が一本もない事がわかりました。
でも、どうして人間であるハズの二人に骨がないのか・・・。まさか!?
そう。
二人の正体は幾多の平和な惑星を毒牙にかけた宇宙の魔物である、
変身宇宙人・ザタン星人だったのです。
ハンカチのTは星人が化けた土山の頭文字だったのです。
アフリカに遭難していた土山と青木はとっくの昔から、
ザタン星人にぶっ殺され、その身体をコピーされたのです。
そう。今の二人こそが宇宙の怪物・ザタンなのです。それを知ったUGMと、
地球防衛軍は土山と青木・・・・いや、ザタン星人を倒すべく出撃。
軍隊に囲まれる偽りの二人。ですが、
一人だけ真実を知らないデブっちょが、
セラっちょがそんなザタン土山とザタン青木を庇います。
セラは余程、土山を慕っているのですね。
ですが、その信頼を塗りつぶしてしまう程、
ザタン土山とザタン青木がセラを人質にとります。
やっと本性を表しやがったか、コラ。
ザタン星人がセラを盾代わりにしているせいで、
手も足もでない隊員たち。
星人の攻撃でぶっ飛ばされる警備員たち。死んだ・・・・かな?(
このままでは、UGMが危ない。そこで矢的が敵のビルへ潜入し、
屋上の入り口で、ザタン星人を奇襲し、セラを救出する事に。
ですが、二人の星人には電磁バリアーで身を守っている。
そして、矢的はブライトスティックを装着した銃で、
ザタン青木を攻撃。ウルトラパワーにより、電磁バリヤーが破壊され、
ザタン青木が矢的の攻撃を受けてしまい、星人としての、
本当の姿を表して死にました。
ブライトスティックはあくまで80の変身アイテムですがね(
そして、真実を知ったデブセラがついに・・・。
セラ「お前は土山先輩じゃない・・・っ!!」
セラはザタン土山の銃を奪い、それで自身の先輩である土山・・・いや、
セラの先輩を装ったザタン土山を攻撃しました。そして、今、
セラの目の前にいるのは、もはや尊敬すべき土山ではなく、
土山を殺した悪のザタン星人そのものでありました。
ザタン土山が最後の手段として、空に向かって光線を発射します。
その時、空間から怪獣が姿が現れます。
その怪獣は銀色に輝いています。
そう。ザタン土山は侵略怪獣・ザタンシルバーを召喚して消えました。
ザタン星人は死に、セラは土山を失った悲しみで泣き崩れます。
セラの切なさが光る、印象に残るシーンでした。
ナレーター「セラは今、激しい怒りに燃えていた。」
・・・・って、今は大いに泣いてますがな。まあ、
ザタン星人に対して、確かに激しい怒りを、
燃やしていたように見えましたからねェ。その時、
ザタン星人のとっておきの兵器であるザタンシルバーは、
死んだ星人の「スベテヲハカイセヨ」と言う、
最後の命令(テレパシーかしら?)を受けて、大暴れを始めます。
暴れるザタンシルバーにUGM&戦闘機部隊が駆けつけて、攻撃します。
ですが、敵はなかなか攻撃が効きませぬ。メタルな外皮を持つ怪獣が、
口から奇妙な粘液でエースフライヤーやシルバーガルを攻撃します。
ですが、
それぞれの機体に蝕んだ無数の糸?を振り切り、
なんとか攻撃は避けられました。
普通の戦闘機では普通に爆発でした(ぇ)
ここで、UGMの反撃。キラーン(
オオヤマキャップの許可で、
シルバーガルが特殊溶解爆弾・GZ爆弾を使用。
溶解爆弾なので、どんな敵でも溶けちまう程の力を持ってるでしょうね?
GZ爆弾が爆発して、緑色の溶解液がザタンシルバーにかかる。溶けるか?
いや、溶けてへん(・3・) ザタンシルバーの身体は鎧のように硬く、
溶解液でも滅多に通用できなかったのです。
こいつに地球の科学じゃ効かねェ。
一体、誰が怪獣を倒すでしょうか?・・・・一人だけ、います。
それは、宇宙人。赤と銀の光輝く巨人の宇宙怪人なのです。その名も。
矢的「エイッティ!!!!!!!」 ウルトラマン80でした^^(
80はさっそくザタンシルバーと格闘。
ですが、強大な装甲を持つザタンシルバーの、
防御力に苦戦。なんと。サクシウム光線2発でも通用できないのれす。
ザタンシルバー、どんだけディフェンスが高ェんだよ。
限度知らねーの?(`3´)
怒った80は何度も怪獣に飛び蹴りを打ちます。すると、ザタンシルバーの、
蹴られた部分が壊れて、内部が見えます。その内部には、
歯車を中心とした機械が動いていた。そう。ザタンシルバーは、
想像を絶する科学力で造られた兵器怪獣だったのです。
いわば、ロボット。
80はザタンシルバーの傷口に冷凍ガス・フリージングレーザーを発射。
攻撃を受けた怪獣は内部に冷凍ガスが入り、凍っちまいました。
見事に真っ白です。
これではザタンシルバーならぬザタンホワイトですわ(
そして、80はカラータイマーからリング状?の光線を発射します。
これはタイマーショット。技がレオと同じですが、光線事態がやや違う。
攻撃がザタンホワイトシルバーの傷口にヒットし、
ザタン星人の最終兵器がついに敗北して、破壊されました。
セラ「土山先輩・・・・見てくれましたか!?」
80の勝利によって、セラはと土山の仇をとったのです・・・。
そして、彼の脳裏に、土山との少年時代での思い出が浮かんできた。
誰もいない湖でセラが泳げるまでコーチしてくれた土山先輩。
マラソンで遅れてしまったセラに、自分が遅れるのも気にせずに、
励ましてくれた土山先輩。
神社の森で、木登りを教えてくれた土山先輩・・・。
セラのために、厳しくも優しくもしてくれた土山。ですが、
そんな人も、もうこの世にはいないのです・・・・。セラは、
今でも土山を想い、涙を流しました・・・。何かと悲しそうな雰囲気ですな。
今回でSF編は終了しました。なので、この回は、
SF編の集大成に近いエピソードでした。まあ、主役はセラっちょですがねw
これぞ、空想科学特撮と言った雰囲気も良かったです。
他の回でもそうに近かったですが(
次回からついに、第3部である児童編です。子供がゲストで登場します。
次回は種です。ガンダムSEEDではありません(
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