今回は船そのものが怪獣と言う、ユニークな話です。
その船はいっぱいで合体しています。
ウルトラマン80
第32話・暗黒の海のモンスターシップ
幽霊船怪獣・バラックシップ登場
太平洋沖で船が消失する事件が相次いでいますので、
UGMがその調査に出ています。
バミューダトライアングル事件のような事件だと言いますが、
・・・って、バミューダトライアングルって何やねん?
UGMの任務を終えた矢的は船のラジコンで遊んでいる、
ア=クィラもといアキラ少年と出会います。ござるは言いません。
アキラは矢的に船のラジコンを直してもらって、彼と友達になったそうです。
そのアキラの父は外国航路の船長でありますが、
その父が例の事件に巻き込まれないかどうかと心配するアキラ。
そこで、矢的がそのアキラの父を守ろうと約束します。ちなみに、
今回のゲストであるアキラは、後に某超力戦隊で正義の味方になるそうです(
その夜。太平洋でまた船が沈んでしまいます。ですが、さらなる恐怖が。
暗き海からまるで多くの船が合体しているような姿の怪物が現れました。
ですが、こいつはマジで多く合体した船です。怪獣になった船です。
人呼んで、すくらっぷ幽霊船・バラックシップ。もしかして、
このバラックシップがこの事件を引き起こしたのでは・・・?
それにしても、この怪獣。とても面白いデザインをしてます。
怪獣らしい容姿は一切なく、多くの船が合体したようで、
まさに幽霊船そのものと言うところが良いですね。
ちなみに、バラックシップは自分の小説で活躍をさせてます(ぇ
例の事件場所は徐々に日本近海に近づいつつあります。
このままでは、次々と船が消えてしまい、タンカーも貨物船も消えて、
石油や資源がなくなってしまいます。これでは日本が危ない。
UGMは船舶の安全が保障するため、海域をパトロールをする事に。
矢的はスカイハイヤーで出撃。ですが、とある海域で事件が発生します。
スカイハイヤーの計器が止まり、海の方へ吸い寄せられてしまいます。
何者かに引き込まれるように・・・。矢的はパラシュートで脱出しましたが、
そんな彼の目線に、一隻の船が。これは日生丸。この船こそが、
アキラの父が船長を務めている船なのです。あっ。危ないぞ。
アキラ父はこの航海が最後の仕事であると語ります。彼の近くにいる乗組員は、
ティアーズのオガム殿役の秋元羊助さんです。
残念ながらアロウンなどはいません(
それにしても、秋元さんは昭和時代で俳優をやってたそうです。
今の老人ボイスと、昔の声がとても違いますねぃ。
やはり、成長に問題があるでしょう。
その時、その日生丸の計器も止まり、何かに吸い寄せられます。それは、
真犯人であるバラックシップでした。どうやら、怪獣は日生丸を、
自分の一部にしてしまうつもりです。乗組員たちは脱出しましたが、
何故かアキラ父は脱出できずに、犠牲になってしまいました。
そう。矢的はアキラ父を救えず、アキラとの約束を守れなかったのです。
この事をアキラが知ってしまったら・・・。その後、UGM基地では、
矢的は強力な磁石の固まりらしき物体を見たと報告します。それこそが、
バラックシップですね。奴はコンピューターによって動いていると判断し、
城野隊員とイケダ隊員が分析を行います。ちなみに、
矢的はスカイハイヤーの事故で、首を痛めているそうです。
その時、アキラとオガム乗組員が面会に来ました。
その時、思いもよらない事態が。
アキラ「嘘つきっ!!!矢的の馬鹿野朗!!!
お前なんか大っ嫌いだ!!!!!」
何のために面会に来たか、いきなり矢的に暴言吐いて、
ボールを投げつけて八つ当たりしました。わざわざUGM基地にまで来て、
矢的に呼び捨てして、怒りをぶつけるとは、アキラ少年。よほど、
約束を破った矢的への怒りが強いそうですね(
まあ、悪いのはバラックシップですが・・・。そして、アキラは川にある、
大好きだった船のラジコンに石を投げつけて、八つ当たりします。
そう。アキラは父を奪った海を憎むようになったのです。
そこに、矢的と乗組員が。矢的は暴走するアキラを止めようとしますが、
アキラはそんな彼に嘘つきとまた罵ります。
アキラはずっと寂しかったのです。
そして、父が消えたために独りぼっちになってしまいました。
その悲しみを隠そうと、ああやって強がりを見せていると思います。
乗組員が矢的先生が傷ついてまで戦ったんだと説得します。
アキラはそれを聞いて、矢的に抱きついて涙します。
その時、オオヤマキャップからの通信が。
オオヤマキャップが言うには、
アキラ父は生きている可能性があるそうです。
UGM基地に戻った矢的とアキラ。
すると、助けを求める声が。それを聞いたアキラは。
アキラ「父さんだ!!父さんの声だ!!!」
そう。それはアキラ父の声でした。どうやら、アキラ父は生きていて、
バラックシップに浚われているそうです。
そして、そのバラックシップの正体が、
15年前に氷山にぶつかって、沈没してしまった無人船クイーンズ号で、
その船のコンピューターが自力で復元して、磁力合金・MH合金で、
多くの船を吸収して、氷山に負けない程の、
モンスターマシーンとなってしまったそうです。つまり、
事故でコンピューターが狂ったワケですねぃ(
矢的とフジモリ隊員はシルバーガルで、アキラ父救出に向かいます。
何故かアキラもいます。父があまりに心配で、勝手に乗り込んだそうです。
矢的はフジモリ隊員に敬語を使っていたそうです。彼は、
ハラダ隊員やタジマ隊員と同じ先輩タイプだそうですね。ってか、
アキラ、矢的先生にはタメ口でフジモリ隊員に敬語とはwまあ、良いけど(
すると、日本近海へ迫るバラックシップが砲撃を始め、
シルバーガルを撃墜します。
シルバーガルはバラックシップに吸い寄せられてしまいます。そこで、
日生丸を見つけます。
矢的たちは日生丸、もとい?バラックシップの内部へ。
そこで、
怪獣を動かしているコンピューターが多いのコードを触手のごとく動かし、
矢的とフジモリ隊員を捕らえてしまいます。
フジモリ隊員が悔しがりそうにこう言います。
フジモリ隊員「おい、コンピューター!俺達を放せっ!!お前はなァ・・・。
人間のために造られたなんだろ!?それを忘れたのか!!?」
確かにコンピューターは人間のために造られましたが、
何でもかんでも言う事を聞かないシステムもあるんですよ。
矢的「フジモリ隊員!奴はコンピューターです!!
奴にとって、人間の言葉よりプログラムの方が大事なんです!!」
・・・・矢的の言う通り、コンピューターはプログラムで動いています。
人間の言葉で動くのは難しいでしょう。大鉄人の17の、
ブレインと言うイカれたコンピューター?だって、
人間を殺すと言う自らのプログラムで動いているし(
そこに、アキラ父が捕らわれているではありませんか。
やはり、生きてたのですね。
そして、アキラが父やUGM隊員の二人を助けるために、
落ちていたライザーガンで3人を縛るコードを撃ちます。それにより、
3人は助かりました。やっと親子の再会を果たし、
一同は脱出にかかります。
ついにUGMはスペースマミーを送り出し、バラックシップ破壊を行います。
正義と悪の空と海の戦艦バトルが勃発。ですが、怪獣はどう言う事か、
スペースマミーを取り込みません。
その理由はオオヤマキャップが語ります。
オオヤマキャップ「奴は太りすぎたんだ。
奴の上にスペースマミーが乗ると、
二度と浮かび上がれない。それを奴は知っているんだ!」
・・・・バラックシップ。今まで食べたつもりで吸い寄せたのかぃ(´・ω・`;)
擬人化するとデブやろーなァ(ぇ)
ですが、大きさだけでなく、知識も凄いらしいです。
バラックシップの激しい砲撃に、ついにスペースマミーを撃退します。
矢的はウルトラマン80に変身し、恐怖の戦艦怪獣と戦います。
今回の戦闘BGMは、主題歌そのもの。ヒーローものらしい展開ですな^^
砲撃しまくるバラックシップに対し、80は空を飛びまわり、
ハンドビームで攻撃しまくり。
怪獣が砲撃で応戦してますが、避けられまくり。
まあ、無理もないでしょう。バラックシップは船怪獣ですが、
決して着ぐるみではなく、ただの沈没船の残骸の塊です。したがって、
格闘はありません。せめて、80がバラックシップを打撃しまくるシーンも、
出したら面白そうかも知れません。たぶん・・・・(
砲撃しか攻撃できん怪獣の機体が、
80のハンドビームでどんどん壊れていく。
そして、ついにサクシウム光線で完璧にバラックシップを破壊しました。
戦いの後、アキラ父は遊覧船の仕事につくので、毎日帰れるので、
安心できるアキラ。
それを見たイケダ隊員は親子の絆の良さを知る。さらに。
イケダ隊員「それにしても・・・・今回の事件で、
コンピューターの事が信じられなくなりましたよ・・・・。」
確かに、
この回はコンピューターに恐ろしさを思い知らせる回でもありますね。
ずばり、コンピューターに頼りまくるのは良くないワケですね。
さらに、アキラもUGMの素晴らしさを知り、
自分もUGMの隊員に入りたいと言います。それを聞いたイケダ隊員は、
その時自分がチーフかキャップになってると言います。
ってか、イケダ隊員。上を狙っていたんかぃ・・・・。流石は新米?なだけはある。
この事件はアキラがいなければ、矢的たちは犠牲者になってたでしょう。
今回は船にちなんだ話ですので、怪獣も船になってましたね。
ですが、戦闘シーンが凄く異色でした。まあ、良かったですが。
さらにテーマとして、親子の絆や機械の恐ろしさを描いていました。
いくらコンピューターに優れた巨大メカでも、狂えば怪獣となっちまうでしょう。
そう。バラックシップは人間の過ちから生まれた地球のロボット怪獣なのです。
次回はおもちゃのちゃちゃちゃ♪おもちゃのちゃちゃちゃ♪
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