不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
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潮がそう叫んだ瞬間。ゾンビたちが一斉に潮を襲い始めた。
潮「っ!!!」 潮はナイフを振り回し、まわりのゾンビたちを攻撃した。 潮に近づいたゾンビはナイフに頭を斬られたり、突き刺されたりと次々と倒れていった。 中に首を切断されたり、顔を真っ二つにされたゾンビたちもいた。 地下水道で道を歩いている灰音と水城は歩き続けていた。 灰音&水城「・・・・・っ!!?」 二人の前にゾンビが四人も出てきた。 灰音「また出たのね・・・・・・!」 水城「くっ!!」 水城は両手にツインガンを構え、ダブル射撃でゾンビ二人の頭を撃った。 灰音「ふん!!せりゃ!!」 灰音は木刀でゾンビの頭を貫き、もう一人の頭を真っ二つにした。 そして、灰音は倒したゾンビ二人を蹴って、地下水に落とした。 ゾンビ「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・!!」 ゾンビたちは脳をやられ、倒れていった。 ほっとして安心した二人。しかし、地下水から突然、何者かが飛び出してきた。 バシャァァァン 灰音「っ!!?こいつらは・・・・・!?」 その者はゾンビであってゾンビではない。 この怪人は顔が髑髏で、胸部などの肉体から骨の部分が見えるが、手足が完全な白い肉体だった。 水城「コマンデス!!!」 灰音「こ・・・コマンデス?」 水城「黒幕がゾンビを改造したと思われる改造兵士です!」 コマンデス「グルルルルルルル!!!」 そして、地下水からさらに二体のコマンデスが飛び出した。 灰音「3人も!!!」 そして、コマンデスは二人に向かって走り出した。 水城「早い!!でも・・・・・!!」 カチャッ ビ―――ビ―――― 水城は二つのツインガンから一つのレーザーガンに持ち替え、コマンデス二体を撃った。 コマンデス「グギャアァァァァ・・・・・ッ!!」 レーザーを浴びた二体は頭を撃たれ、倒れた。 灰音「とうりゃ!!」 灰音は最後に残ったコマンデスの頭を木刀で叩き割った。 コマンデス「ゲ・・・・ゲアアアァァァァァ・・・・・!!」 コマンデスは頭を割られるが、倒れてはいなかった。何故なら脳がまだ攻撃されてないからだ。 灰音「くっ!てや!!」 灰音はそのコマンデスの脳を突き刺した。 コマンデス「ギャアアァァァァァァ!!!!!」 コマンデスは脳を攻撃され、倒れた。 灰音「改造ゾンビ・・・・・・!前の奴らより恐ろしかったわ・・・・!」 水城「このコマンデスは攻撃や素早さを調教されたそうです。 黒幕はコマンデスだけでなく、それ以上に恐ろしい怪人を造っているのです・・・・。」 灰音「黒幕・・・・・・・!!」 灰音は木刀を強く握り、怒りに震えていた。 水城「急ぎましょう!この地下を探れば、きっと真相がつかめるはずです!!」 灰音「うん・・・・・!!」 二人は地下水路の道を進んで、走っていった。そこに、謎の声が響いた。 「ギッギッギッギッギッギッギッギッギ・・・・・!!」 とても不気味な声だった。 灰音「っ!?誰!!」 水城「この声・・・まさか!!」 謎の声の者はこの地下の天井にひそんでいた。 そして、天井から降りて、二人の前に着地、そのおぞましい姿を現した。 その者の顔は、目が無数生えて、口が大きく裂けて牙が何本もあった。 両腕の筋肉が物凄く、両手に鋭い爪が生えていた。身体の色は真っ青に染まっていた。 水城「デゴマアカシ!!」 そう、この恐るべし怪人こそがデゴマアカシなのであった。 デゴマアカシ「ゲズゲズギーノ・・・・・ゴンバ!ガゼ・・・・ゴゴガバガッタ・・・・・!!?」 通訳(SSPの・・・・・女!何故・・・・・ここがわかった・・・・・!!?) 灰音「な・・・・!?こいつ、うまくしゃべれてない・・・・・?」 水城「あいつはより改造されたので、言葉が少しだけしゃべれるようになったのです。 さらに、脳も改造され、頭脳が倍増され、力もコマンデスよりも上でしょう・・・・・!」 灰音「だったら・・・・!一つ聞かせてもらうわ!あなたを造った者はどこ!?」 デゴマアカシ「ギゲゲゲゲゲゲ!!ザンベンガバラ、アノガジャハゴゴニイダイ。」 通訳(ギゲゲゲゲゲゲ!!残念ながら、あの方はここにいない。) 水城「なんですって!??」 デゴマアカシ「ベイドドビヤゲディオジエテヤドオ。アノガタハイマ、ゴノシカヨリドオクアナレタ、 ピビヅドラボニイル。ガガ、オバエダチハゾコニハイゲダイ。オデニゴドザレルカラナ!!!」 通訳(冥土の土産に教えてやろう。あの方はイマ、この地下より遠く離れた、 秘密のラボにいる。だが、お前たちはそこに行けない。俺に殺されるからな!!!) デゴマアカシはそう言って、二人に迫る。灰音は木刀を、水城はレーザーガンを構えた。 デゴマアカシ「ギガアアァァァァァァ!!!」 デゴマアカシは爪で灰音に切りかかった。 灰音「む!ふん!!」 灰音は敵の引掻きをジャンプで避けた。 そして、そのまま木刀でデゴマアカシの脳天を打とうとした。 灰音「てぇりゃああぁぁぁぁ!!!!」 ガチィィィ 灰音の木刀が、デゴマアカシの脳天に直撃。 しかし、デゴマアカシは頭に血が出たが痛みを感じないかのような余裕を見せた。 デゴマアカシ「トベベシバイハ?」通訳(それでしまいか?) 灰音「な・・・・・!?効かない・・・・・!!?」 デゴマアカシ「ヂベ。」通訳(散れ。) デゴマアカシは灰音を引掻きかかろうとした。その時。 水城「灰音さん、放れて!!」 水城はレーザーガンを構えた。 灰音「っ!よし!!」 灰音がジャンプで敵から離れた時、水城がデゴマアカシに撃ってきた。 デゴマアカシ「ウギ!ギギャアァァァオウ!!!」 デゴマアカシは水城のレーザーに胸部や目を撃たれてひるんだ。それによって、目が半分失った。 デゴマアカシ「デググググ・・・・ダガァ・・・・・オデハチナナイィィィ!!!」 通訳(デググググ・・・・だがぁ・・・・・俺は死なないぃぃぃ!!!) デマゴアカシは二人に向かって突進を仕掛けた。 デゴマアカシ「ギゲエエエェェェェェェ!!!!」 しかし、二人は左右にわかれ、それを避けた。 水城「くっ!!」 水城はレーザーガンでデゴマアカシを撃つ。しかし、敵はそれに気づき、回避した。 デゴマアカシ「ゾンダドグラウカァァァ・・・・・!!!」通訳(そんなのくらうかぁぁぁ・・・・・!!!) デゴマアカシは水城に向かって走ってきた。そして、水城はその敵に向かってレーザーガンを構えた。 水城「正面からなら!!!」 バシュン 水城はデゴマアカシに頭にレーザーを撃った。 デゴマアカシ「ギバ!!!」 デゴマアカシは頭を撃たれて、後ろに扱けた。 灰音「や・・・・・やったの・・・・!?」 しかし、デゴマアカシは脳を撃たれたはずなのにまだ立ち上がった。二人は驚く。 デゴマアカシ「イッダマズダ!オデハチナナイトナァ・・・!!」 通訳(言ったはずだ!俺は死なないとなぁ・・・!!) 灰音「これほどの奴だったなんて・・・・・!!」 デゴマアカシ「ポンドゴゾオヤディダアアァァァァァ!!!!!」 通訳(今度こそ終わりだああぁぁぁぁぁ!!!!!) デゴマアカシは二人に迫る。 そして、水城はレーザーガンをしまい、ディバイン・シューターを右手に持った。 水城「やはりこれしか・・・・・!!」 水城はディバイン・シューターを撃った。 デゴマアカシ「ギイイィィィィィ・・・・・・・!!!」 ディバイン・シューターの光線を浴びたデゴマアカシは、散りとなって消えてしまった。 水城「ん!あああ!!!」 水城は右腕に激痛を感じ、その腕を片手で押さえた。 灰音「水城!!まさか、ディバイン・シューターを・・・・・!!」 水城「だ・・・・大丈夫です。腕だけでした。デゴマアカシは黒幕が造り上げた、 超改造ゾンビの一人。彼らは特殊な能力を持ち、知能もよく、人語も話せます。 まるで、生きているかのように・・・・・。デゴマアカシはその試作品でしかないでしょう・・・・。」 灰音「・・・・じゃあ、そいつらに対抗できるのは、ディバイン・レーザーだけなの?」 水城「いえ・・・・・。奴らに対抗できるのは、それだけではありません。それは、知恵。 敵と戦い、その間にその敵の弱点を見つけ、そこを突けば、シューターに頼らなくて済むと思います。」 灰音「そう・・・・・。それより、デゴマアカシは、黒幕はこの地下から遠く離れたラボにいるって・・・・!」 水城「はい・・・・!この地下を抜け出せば・・・・・奴の本拠地に行けるかもしれません・・・・・!! 私の上司からの情報によれば、黒幕は常に地下で暗躍しているとの情報があります。」 灰音「よし・・・・・!じゃあ、早く急ぎましょ!!!」 水城「はいっ!!」 二人は地下水道の道を走っていた。 街では、潮は既にまわりのゾンビを倒していた。彼女の身体は既にゾンビの血で塗れていた。 潮「・・・・・・・誰だ。そこにいるのは・・・・・?」 潮の背後に得体の知れない者がいた。その者は足が四本もあり、目がカタツムリのように伸びている。 両腕に小さなコブがボコボコするように生え、身体がピンクに染まっていた。 口では、歯が全くなかった。潮はその者の姿を見た。 不気味な者「・・・・・・シュシュシュシュシュシュシュ・・・・シュシュシュシュシュシュ・・・・・!」 潮「・・・・・誰だって聞いている・・・・・・!!」 潮は静かな声で不気味な者に名を聞いた。 不気味な者「・・・・・これほどの数を再起不能にするとはなぁ・・・シュゥ・・・・・! では、教えてやろう・・・・シュシュシュシュ・・・・・我が名はぁ・・・・ヴィビガモダ! 偉大なるD様によって造られし超改造ゾンビだ・・・・シュシュシュシュシュ・・・・!!」 なんと。この者も超改造ゾンビであった。しかし、この者はちゃんと人語が話せるらしい。 潮「超改造ゾンビ?偉大なるD?一体なんだ・・・・!?それより、灰音を知っているか・・・・!?」 ヴィビガモラ「灰音ぇ・・・・シュシュシュシュシュシュ・・知らんなぁ・・・・・! ところでシュシュシュシュ・・・貴様ぁ・・・何者だ?シュシュシュシュシュシュシュシュ・・・・・!!」 潮「・・・・紫陽花の君と呼ばれた。本来ならお前とは関わりたくない。」 ヴィビガモラ「シュシュシュシュシュシュシュ・・・・お前にとってはそうかも知れぬ。 だが、シュシュ・・・俺には大アリだ。シュシュシュ・・・・貴様は俺に喰われる運命なのだぁ! シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ!!!!!」 ヴィビガモラはそう言って潮に迫る。 潮「・・・・・くだらない・・・・・!」 一方、灰音と水城は地下通路を走り続けていた。 灰音「一体・・・・・!黒幕のアジトはどこに・・・・・!?」 水城「でも・・・・!くまなく調査すれば必ず・・・・・!!」 必死に走り続ける二人の前にコマンデスが五人も立ちはだかった。 その者たちの頭上に、蝙蝠のような羽で飛んでいる髑髏がいた。 灰音「っ!?コマンデスが五人も・・・・・!!それに、この髑髏は・・・・・?」 水城「・・・・・この者たちが多いとすると・・・・・・!やはり、奴のアジトは・・・・・・!!」 つづく
ウォーティ・イーター「キャパパパッキャパパパッキャパパパッ」
ウォーティ・イーターの発生させた津波が工業地帯を沈ませてしまった。 ごらんの通り、工業地帯は水浸しとなっているが、建物の屋上などは津波に届いてはいなかった。 清水たちはとある建物の屋上にいた。 清水「野沢と月野は・・・・・!?」 清水たちのとは別の建物から野沢の声が聞こえた。 野沢「お~い!ここだよぉ~う!!」 野沢と桜は別の建物の屋上にいた。 清水「野沢!月野隊員!無事だったのね・・・・・。」 桜「さっきの津波の事件はこのジャンボ・ロイドの仕業だったんです!!」 清水「なんですって!??」 ウォーティ・イーター「キャパパパッキャパパッキャパパッ」 ウォーティ・イーターは清水たちのいる建物に向かう。清水たちは敵に向かって銃を構えた。 清水「敵が向かってくる!!撃て!!」 清水たちはジャンボ・ロイドを撃ち続けた。 ウォーティ・イーター「キパパッキャパパパッ」 ウォーティは隊員達の連射に耐えながら進んでいった。 野沢「桜ちゃん!私たちも・・・・・・!!」 桜「はい!」 二人が銃を構えるた瞬間に、水から谷戸がバシャァァァン!と飛び出してきた。 谷戸「たあああぁぁぁぁっ!!!」 谷戸は桜たちの背後に着地。二人は後ろを向いて驚く。 桜「っ!!?」 野沢「マリーン・アタッカー!!!」 谷戸「俺様はマリーンアタッカー部隊のエース・谷戸だ!さあ、勝負だ!!」 谷戸がヤリを構えると、野沢や桜も剣を構えた。 野沢「このぉ!!」 野沢は谷戸に斬りかかる。谷戸も正面から走る。 谷戸「はっ!!」 谷戸はヤリを突き出す。野沢も剣を振り、剣が敵のヤリとぶつかり合う。 カキィィィン 野沢「ぐっ!!」 谷戸「むぅん!とおおぉぉぉう!!」 谷戸がヤリを振り上げると、野沢は剣を弾き飛ばされひるむ。 野沢「うわあぁぁぁ!!!」 桜「野沢さん!くっ!!」 桜が谷戸に斬りかかろうとした。 しかし、彼女の前に右のほうから水が飛び出してきた。 桜「きゃっ!!」 桜は水に直接あたらなかったが、驚きはした。 そして、二人の周りに水の玉のようなものが舞うように次々と飛んだ。 野沢「な・・・・なに!?この水の玉の数々は!!?」 谷戸「ククククク・・・・・!その正体は我が部下。我が部下は水から思いっきり飛び出して、 水とともに飛んでいるという事さ・・・・・!」 桜「くっ・・・・・・!」 そして、マリーンアタッカーが水から離れ、正体を現す。 そして、次々と水の玉が消え、そこから一人ずつマリーンアタッカーが次々と現れ、着地した。 谷戸「かかれ!!」 谷戸の叫びに答え、複数のアタッカーが剣で、二人に斬りかかった。 マリーン・アタッカー「だああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 野沢&桜「むうぅぅぅぅぅぅ!!!」 カキン ズバ トショ カキンキン バシュシュ 野沢と桜も剣で敵と戦う。時に敵の剣とぶつかってしまう事もあったが、なんとか倒せたところもあった。 桜「だあぁっ!!」 桜は二人のアタッカーを斬り捨てた。野沢も一人、敵を斬った。 野沢「くっ!!桜ちゃん!ここは私が抑える!桜ちゃんはボスを!!」 桜「はいっ!!」 桜は谷戸の方に向かった。 野沢「はっ!!せい!!とりゃ!!」 野沢は華麗な剣さばきで敵を次々と斬りつけた。 マリーンアタッカー「うわ!!」 「ぎゃ!」 「うぎゃあぁぁぁ・・・・!!」 「うっ!」 桜「あなたの相手は私よ・・・・・!」 桜と谷戸。両者は睨みあっていた。 谷戸「ふっ!面白い・・・・・。ぬん!!」 谷戸が桜にヤリを突き出そうとした。 桜「っ!?ふん!!」 桜は剣を振り、谷戸のヤリと弾きあう。 谷戸がヤリを振り上げ、桜の頭を刺そうとすると、桜がそれを避け剣を振るう。 桜「くらえ!!」 桜が谷戸の近くで斬りかかるが、谷戸は突然ジャンプした。 谷戸「たあっ!!」 ジャンプした谷戸は水に飛び込んだ。桜はそれを見た。 桜「くっ!水に逃げ込むなんて・・・・・!!」 桜がピストルを持ち出した。 すると、水から谷戸が出てきて、マシンガンで屋上の桜を撃ち出した。 桜「っ!うわ!!」 桜は敵の射撃を避けた。そして、谷戸に向かってピストルを4発くらい撃った。 谷戸「ふん!」 しかし、谷戸は水で素早く泳ぎ、その連射を避けた。 桜「くっ!水にいる時ではスピードがかなり上昇している!これがマリーンアタッカーの力・・・・!」 谷戸「ふふふふふふ・・・・・む?」 谷戸はウォーティ・イーターと清水たちの戦闘を見ていた。 ウォーティ・イーター「キャパパッキャパパパッキャパパパッ」 ウォーティ・イーターはウォーターバスターで清水たちを攻撃しようとしたが、外れてしまった。 清水たちは敵を撃ち続けた。敵はまたもバスターを出すが、清水たちは後退し、それを避けた。 谷戸「かなり苦戦してるな・・・・・・。ウォーティ・イーター!!退くぞ!!」 ウォーティ・イーター『なんですって!?』 ウォーティは谷戸に向かってそう言った。 谷戸「このままでは勝負がつかんだろう?次の機会で襲撃するのだ!」 ウォーティ・イーター「キャパパパッキャパパパッキャパパパッ」 ウォーティ・イーターは回転し、そのまま水の中に入り、消えていった。 谷戸が泳いで退くと、他のマリーンアタッカーも屋上から水に飛び込み、泳いで逃げていった。 野沢「逃げたわね・・・・・・!!でも、マリーン・アタッカー・・・・。普通の戦闘員より強いわ・・・・。」 桜「・・・・・・水に関した敵・・・・・・。なんとかしなくちゃ!!」 清水「・・・・我々も支部に戻りましょ!」 夜の高町邸では、光次郎が和室に来て、あかりに話し掛けた。 光次郎「あかりさん・・・・・・。」 あかり「なんでしょうか?光次郎さん。」 光次郎「さっきは、ありがとう。でも、僕のやりたい事は・・・・僕が決めるよ。」 あかり「はい。頑張ってください。」 光次郎「・・・・・今度できたら、あかりさんの事を知りたい。」 あかり「え・・・・・・!?」 あかりはそう聞くと、急に驚く。 光次郎「・・・・ごめん。でも、正直思うところ、あかりさんは一体どんな人かわからないんだ・・・・。」 あかり「・・・・・・・・・・・・・。」 あかりは不安そうに黙り込んでいた。 あかりは光次郎に自分の正体を語ることができないのであった。 光次郎「・・・・・・あ、今じゃなくてもいい。今度・・・・できたらでいいから・・・・・。」 あかり「・・・・・ごめんなさい。この事だけが言えなくて・・・・・・。」 光次郎「・・・・いいよ。じゃあ、卒業式の時・・・・絶対に来てね・・・・・。」 あかり「・・・・・はい。」 あかりが笑って返事すると、光次郎も笑い、この部屋から出た。 光次郎は自分の部屋に戻っていた。もう深夜の1時なので、電気を消して、 ベッドで横たわって掛け布団を身に被せていたが、何故か寝ていなかった。 光次郎「・・・・・・もし、卒業式に真奈美ちゃんが生きていたら、どうしただろうな・・・・・。 それより・・・・・・あかりさん。あなたは・・・・・本当に誰なんだ・・・・・?」 次の日の朝。光次郎は制服に着替えて玄関であかりに挨拶を言った。 光次郎「じゃ、行ってくる。」 あかり「行ったらっしゃいませ!卒業式まで後6日ですね。」 光次郎「ああ。じゃ!」 光次郎は家から出て、しばらく歩いて学園に来た。そこに桜が来た。 桜「おはよう!光次郎君。」 光次郎「おはよう!桜ちゃん!今夜はどうだった?」 桜「ええ・・・・・。昨日の津波発生事件はジャンボ・ロイド、ウォーティ・イーターの仕業だったの。 彼女は水を操り、あまつさえ青い戦士、マリーンアタッカーとともに私たちと戦っていたわ。 敵部隊はなんとか退いたけど、今日はどこかに出現するはずよ・・・・。」 光次郎「そうか・・・・・・・。よし!その時は僕も手伝うよ!」 桜「ありがと!光次郎君。」 桜が笑うと、光次郎も笑った。二人は仲良く学園に入った。 今日も授業が行われていた。今回は高校に向けての勉強である。 担任の先生「ええ・・・・・。これからあなたたちが向かう先は・・・・・。」 二人は先生の話をしっかり聞いていた。そして時間が過ぎて、放課後となった。 光次郎は弓道部で弓矢の練習をしていた。そこに、梶が来た。 梶「高町。」 光次郎「っ!?なんですか・・・・!?」 梶「・・・・・今日は責めはしないけど、これだけは言っておくよ。」 光次郎「な・・・・なんなんですか?」 梶「・・・・・空手部のキャプテンがお前に会いに来る。ま、逃げたきゃ逃げるんだな・・・・・。」 梶は元気そうにない声で、光次郎から離れた。 光次郎「なんだよ・・・・・。うっ!!?」 光次郎の前についに桐原が来た。 桐原「・・・・・・お前が、高町・・・・光次郎か・・・・・・。」 光次郎「・・・そ・・・・そうだけど・・・・・。あんたは・・・・誰ですか?」 桐原「俺は桐原零。梶の言うとおり、空手部のキャプテンよ。」 光次郎「そのキャプテンが何故、僕に・・・・・!?」 光次郎は恐る恐る桐原に聞いた。 桐原「いや・・・・・。ただ、お前の顔が見たくてな・・・・・。それだけだ。」 光次郎「見たいだけで・・・!?喧嘩売ってるのですか・・・・?」 桐原「喧嘩などはしない。喧嘩など人生に必要のない行いだ・・・・・。」 光次郎「う・・・・・・・!僕を見てて、なんの意味があるのですか!?」 桐原「意味?・・・・そうだな・・・・・。もし、できたら・・・・・・・・。」 桐原が光次郎に近づこうとした瞬間、榊が二人のところに来た。 榊「よーう。」 光次郎「っ!榊!!」 光次郎は桐原から離れ、榊のところに来た。 つづく 水水城「2008年2月3日、我々はこの日まではゾンビと戦い続けていた。 ウルトラマンクリスタル 第19話・闇の巫女と怪獣大軍団 |
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