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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリーム博士「・・・・そうか・・・・・・。この私を許してくれるのか・・・・・。」

サキ「はい。・・・・だって、父さんは今、自分の罪にとうとう気づいたんでしょ?」

コリーム博士「・・・・・・ふふ。そのつもりであるがな。・・・・・ありがとう、モモ隊長。」

モモ「いえいえw私はただ・・・・・ね。にひひひw」 モモは博士にほめられて照れる。

サキ「父さん。さっきはごめんなさい・・・・・。あんな酷い事を言って・・・・・。」

コリーム博士「いや。私も言い過ぎであった。それは、お互い様と言っていいだろう。」

その時、イチゴが見ているレーダーのある光る点が出た。この点は敵の印である。

イチゴ「っ!!パリにワイリー星人が出現しました!!」

モモ「なんですってぇ!!?博士、アンチ・エネルギア51の使用の許可を・・・・!!」

コリーム博士「うむ!わかっている!!だが、そのメカを星人に付けるには場所が必要なのだ。」

サキ「場所?そこは、星人の体のどこかの事に付けなきゃいけないの?」

コリーム博士「そうだ。・・・・アンチ・エネルギア51を付ける場所は、頭だ!」

シュドー「頭!?でも、あの星人、でかいから恐ろしいほどの難関だよなぁ・・・・。」

テブリッシュ「だが、奴の頭にメカを付けなければ、ダークタブークレイジー物質は止まらない。」

そこに、通信機がピ―ピ―と鳴りだす。サキがヘッドホン?で通信を聞き取る。

サキ「っ!!?大変です!!世界各地にワイリー星人の軍団が・・・・・っ!!!」

モモ「なんだって!?世界中に・・・・!!?」 コリーム博士「奴らめ、とうとう動き出したか・・・・!」


アメリカの大都市・パリ。しかし、今は暗黒に満ちていて住人の半分が犠牲となっていた。

そこに、ワイリー星人が来襲し、暴れ始めた。

ワイリー星人「パフィイイイイィィィィィボオォォアアアアァァァァァォォォォ」

星人は近くの建物を次々と打撃で壊し、口からの花火状の火炎で別のビルを炎上させた。

ワイリー星人『思い知れ地球人!!今こそ俺たちの力でてめぇらを全滅させてみせるっ!!』

そして、他の国々にもワイリー星人が多数出現した。

各国の出てきたワイリー星人たちはそれぞれ破壊活動を始めた。このままでは、

星人たちにより、都市が破壊され、あまつさえ地球は完全に滅びてしまうだろう。


DGC本部の司令室。

シュドー「くっ!こうしちゃぁおれません!!早く出撃しましょう!!」

テブリッシュ「しかし、アンチ・エネルギア51を使う者は・・・・・・!!」

サキ「私が行きます!!」  サキの声に皆が反応する。

コリーム博士「サキ・・・・。お前・・・・・・!?」  イチゴ「でも、何故・・・・・!?」

サキ「この事件を起こしたのは、私たち家族。親の罪は、子の罪・・・・・。

だから、私がその償いをしたい。それに、私はあの星人を救いたいの!!」

モモ「・・・・・っ!今考え込んでは遅い。よし!私とイチゴはコプターラッシュで、

アンチエネルギア51を持つサキを星人の近くに運ぶわ!シュドーとテブリッシュは、

スカイラッシュでコプターを援護して!!DGC、出撃!!!」

隊員たち「了解!!!!」 モモと隊員たちはさっそく出撃を始める。サキは博士と会話をする。

サキ「・・・・・父さん、行っています。」

コリーム博士「・・・・ああ。気をつけてな。我が娘よ。そして、君たちの他に、

自衛隊や様々な特殊部隊も各国で星人と戦っているそうだ。では、頑張ってくれ。」

コリーム博士はこれまでにない父親のような笑顔で言った。サキの笑顔で応える。

サキ「・・・・・はい!」  サキは敬礼して、司令室から出る。ついにDGCの出撃だ。


暗黒に満ちたパリで暴れるワイリー星人を倒そうと、自衛隊たちが動き出した。

ちなみに、歩兵たちは放射能防御服を着ているので、ガスを浴びてはいない。

ワイリー星人「ボォアアアアァァァァァァォォォォォォォ」 地上から歩兵の射撃を受けた星人は、

その痛みかますます暴れまわる。他の国々でも、星人が自衛隊等と戦っていた。


ヨーロッパでは、自衛隊部隊が二匹のワイリー星人を攻撃。二匹は死んでないがひるんでいた。

そして、DGC本部からも、二機のスカイラッシュが出撃を開始し、

コプターラッシュがローターを回して、空へあがって出撃した。そのコプターの中でサキが呟く。

サキ(・・・・・必ず・・・・救い出してみせる・・・・・!この暗黒の力から!)

ちなみにスカイラッシュでは、一号機がテブリッシュ、二号機がシュドーである。

韓国でも、オーストラリアでも、戦闘機部隊が複数のワイリー星人を攻撃していた。日本では、

ウルトラホークに似たような大型戦闘機がレーザーで一匹のワイリー星人を攻撃した。

そして、宇宙ではウルトラマンクリスタルとリップルスターの妖精たちがクリスタル・ベスを持って、

ダークタブークレイジー物質の含んだ暗黒に覆われている地球へ目指している最中だった。


そして、スカイラッシュ部隊とコプターラッシュはついにパリに到着。

ワイリー星人「ボオォォアアアアアァァァァォォォォォ『また壊されに来たのかよ!??』

ワイリーは角や両目からの3つの光線で攻撃を開始する。しかし、全機はこれをよけた。

そして、スカイラッシュ二機がレーザーバルカンを一斉の発射して星人を攻撃した。

ワイリー星人「パフィイイイイイイイィィィィィィィ」 星人はレーザーの雨を浴びてひるむ。

二機のスカイラッシュはさらに、レーザーバルカンを撃つ。しかし、宇宙人は怒ってしまう。

イタリアでも、ワイリー星人が火炎で街を燃やしているが、戦闘機部隊の攻撃で、

敵はひるむ。オランダで、防衛隊が住人を非難させ、戦車部隊がワイリーを攻撃した。


宇宙ではまだクリスタルたちが地球へ向かっている。果たして間に合うか?

ウルトラマンクリスタル「間に合うか!?・・・・・いや、速く急がねば・・・・・っ!!」

イギリスでは、無数の大砲が街に向かってくる複数のワイリー星人に対して砲撃をしていた。

スイスでは戦車部隊と戦闘機部隊が一斉攻撃でワイリー星人を圧倒しつつあった。

タイでは、緑色のスカイラッシュ3機がワイリー星人と対決。この機体はタイのDGCのものであった。


アメリカのパリでは、DGC対ワイリー星人の戦いが続いていた。コプターラッシュが、

バルカン連射でワイリー星人を攻撃。星人がコプターを睨むが、スカイラッシュ二機が、

バルカン連射でワイリー星人を撃つ。ワイリーは怒って再び二機のスカイラッシュに攻撃する。

ワイリー星人「ボォアアアアァァァァァァァォォォォォ」 星人は花火状火炎で攻撃するが、

スカイラッシュ二機は左右に分かれて避ける。一号機がレーザーバルカンで敵の背中を撃つ。

ワイリー星人「ボォォアアアァァァァァォォォォォ」 星人は花火状火炎で二号機を攻撃するが、

避けられる。そして、一号機が正面からレーザーバルカンでワイリーを攻撃した。

ワイリー星人は近づいてきた一号機を殴ろうとするが、タイミングが悪いか避けられてしまう。

ロシアでもワイリー星人3体が暴れてて、完全赤色のスカイラッシュと地上の隊員たちが、

攻撃をする。この者たちこそがロシアのDGCである。中国でも、歩兵部隊が星人を攻撃していた。


宇宙では、ついにウルトラマンクリスタルと妖精たちは、暗黒につつまれている、

地球についた。クリスタルと妖精たちはクリスタル・ベルの鐘を鳴らす準備をする。

ウルトラマンクリスタル「この地球が今、暗黒につつまれている・・・・・!!」

リボン「さあ!早く鐘を鳴らしましょう!!!」 妖精たち「はいっ!!!」


アメリカのパリでは、ついにコプターラッシュがワイリー星人に近づく。

モモ「・・・・っ!サキ!ついに星人に近づいたわ!!このチャンスは滅多にない!!」

サキ「はい!!ただいま星人の頭にアンチ・エネルギア51をつけます!!」

モモ「ええ!気をつけて!!成功してもしなくてもパラシュートで脱出するのよ!」

サキ「了解!!!」 サキはドアを開けてコプターから飛び降りた。そして、

落ちていくサキは無事、ワイリー星人の頭に乗る事に成功した。

サキ「きゃっ!!!よ・・・・よし!ここが星人の頭ね・・・・・!父さんの言う事が正しければ・・・・!」

サキは父の言う事を信じて、アンチ・エネルギア51を星人の頭に付けた。


宇宙では、ウルトラマンクリスタルとリボンたち妖精がとうとう鐘を鳴らし始めた。

ウルトラマンクリスタル「クリスタル・ベル。」 リボン「鐘よ、鳴って!」

クリスタルとリボンがロープを動かすと、クリスタル・ベルの鐘が鳴り出した。

美しい音色が奏でて、ベルから美しい光が出た。その光は地球を覆う暗黒と重なり、

その暗黒を徐々に消していった。地球では空を覆う黒い雲が光とともに徐々に消えていき、

やがて、太陽が戻って空に明るさが戻りつつある。そして、ついに。

闇は消え、地球からダークタブークレイジー物質が完全に消え去った。


それにより、物質を浴びた人々は元の状態に戻って大喜びした。

「やったあぁぁぁ!!」 「元に戻れたぞおぉぉぉ~!!!」 「わーい!わーい!!」

イチゴ「政府より緊急連絡!各国で暴れていた星人たちが急に去ったそうです!」

モモ「でしょうね。けど、まだ一匹残っているわ!!」 モモの言うとおり、星人が一匹残っていた。

空が明るくなったところを確認したワイリー星人は怒りを爆発した。

ワイリー星人『ちっくしょおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!』

せっかく地球を覆ったダークタブークレイジーガスが消されてしまったので星人は大激怒。

サキ「っ!く・・・・っ!!」 星人の頭にしがみ付いているサキは落ちそうでピンチだ。

ワイリー星人「パフィイイイイイイイイィィィィィィィィィ」 怒り狂う星人は、

顔を振りまくって、ついにサキを振り落としてしまう。

サキ「っ!?きゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 モモ「サキ!!!!」

その時、空から巨大化したウルトラマンクリスタルが飛んで来た。

イチゴ「っ!!クリスタルが復活した!!!」 モモ(コリス・・・・!よかった・・・・。)

クリスタルはさっそく落ちていくサキを手で取り、救出した。

サキ「・・・っ!?クリスタル・・・・・・。」  ウルトラマンクリスタル(サキさん・・・・。)

地上に着陸したクリスタルはサキを地上へ降ろした。そして、星人に向かって構えを取った。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・・っ!!」

ワイリー星人『クリスタル・・・・・・!!この星を覆う闇を消したのはお前か!!??』

ウルトラマンクリスタル「もうダークタブークレイジーガスなんて怖くないぞっ!!」

ワイリー星人『言ったな!!もう一度吐いて、この星を再び暗黒の星にしてやらあぁ!!!』

ワイリー星人は口から闇のガス、ダークタブークレイジーガスを吐く。だが・・・・・。

ワイリー星人『・・・・・っ!?』 しかし、何故か星人の口から黒いガスが出ない。

ワイリー星人は何度も吐くつもりだったが、何度やってもガスが出ないのだ。

ワイリー星人『嘘だろ?なんでだよ!?なんで、ガスが出ないんだよおぉぉ!!!』

サキ「・・・・・父さんの言った通りだったわ。星人があの力を出せていない・・・・・。」

サキの言う事は正しかった。今、宇宙怪獣ワイリーの頭に付いているアンチ・エネルギア51。

そのメカの性能の働きにより、ワイリー星人の体内にあるダークタブークレイジー物質の、

エネルギーが無効化されているので、その物質の含んだガスが吐けなくなったのだ。

つづく

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