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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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日が暮れて間もなく夜に近そうな時間。光次郎と青井と桜は、SSPの仕事が終わったか、

それぞれの家へ帰ろうと町を歩いていた。

光次郎「・・・・ところで、奈々ちゃん。」

青井「っ!?」 青井はまた光次郎に【奈々ちゃん】と呼ばれたか、また彼を睨む。

光次郎「いや、ごめんごめん^^; 青井。なんであのアルキスって奴を、

デスナイトと関係があるって思うんだ?」

青井「・・・・・ただ、そう思っているだけよ!・・・・・たとえ、グラビティ・ベースを操っている奴が、

アルキスって男じゃなくても、操る者ならどんな奴でも倒して見せるわ・・・・っ!」

桜「明日はデスナイトの捜索にあたる事になったわ。他の分隊の情報からは、

デスナイトがまたどこかで暗躍を始めたって。そこに、モンスロイドを操る者もいるかも知れない。」

青井「そいつがいたら、アルキスかどうか確かめてやる!!」

光次郎「・・・・・・あの娘・・・・・・・・。」  光次郎は小牧の事を思っていた。

桜「・・・・・では、ここで解散。また明日会お。」  光次郎と青井「はい。」

こうして、桜は前の道、青井は右の道、光次郎は左の道へと歩き、

3人はそれぞれの道で帰るところへと目指した。光次郎は高町邸へと進む。

光次郎「・・・・・さて。間もなく僕の家に到着だな。」


こうして、光次郎は高町邸に帰れた。

光次郎「ただいま~っ。」 玄関で光次郎が帰ったので、あかりがお迎えする。

あかり「おかえりなさいませ。光次郎さん。」 そして、あかりの後ろに、アルリアがいた。

光次郎「・・・・・あれ?この女性は?」 光次郎は始めてアルリアを見たので、また名も知らない。

あかり「あ。光次郎さん、実はこのお客さんは・・・・・。」

アルリア「・・・・・・アルリアです。あなたが主人ですね?」

光次郎「え!?い・・・・いやね・・・・。僕はまだ高校生になったばかりで・・・・^^;

主人と言っても、まだそれ程ではありませんし・・・・。さあ、話があるなら、和室で行いましょう?」

あかり「はい^^」  アルリア「・・・・お願いします。」


かくして、光次郎、あかり、アルリアは和室に入って、コタツの前に座って会話を続けた。

光次郎「っ・・・・・。ところで、僕に何か用ですか?」

アルリア「・・・・実は、しばらくこの家に泊まりたいのですが、許可できますか?」

あかり「・・・・アルリアは実は、組織に追われて、生き別れとなった弟を探そうと・・・・・。」

アルリア「その組織は・・・・・確か、デスナイトではないかと・・・・・。」

光次郎「デスナイトだって!?奴らめ・・・・っ!わかりました。

あなたをこの家に引き取りましょう。それと、その弟というのは・・・・?」

あかり「・・・・・確か、アルキスって、おっしゃってましたよ?」

光次郎「アルキス・・・・・・。って、アルキスですってえぇ!!??」

光次郎はアルキスと聞いて驚く。あかりやアルリアもそれを聞いて動揺する。

アルリア「っ!!?知ってるのですか!?彼をっ!!」

光次郎「え、ええ・・・・・!アルキスなら・・・・僕の学校に転校したのですが・・・・・。」

アルリア「そ、そうなのですか・・・・・!?なら・・・ようやく弟を見つけた事に・・・・。

アルキスは今、どこにいるんですか!??」

光次郎「え!?いえいえ;あいつはたった今日で転校したばかりで、

まだ住所は聞いてません・・・・・。すみません・・・・・。」

アルリア「そうですか・・・・・。いきなり聞いてもらってこちらもごめんなさい・・・・・。」

あかり「でも。何故、デスナイトがあなたとその弟のアルキスを追っているのですか?」

アルリア「・・・・・・私たち姉弟は元々ごく普通の平凡な姉弟でした。

ですが、愚かな事に、父はデスナイトの一員でした。ですが、父は私たち姉弟を想い、

反逆して死刑されました。残った私たちはデスナイトの軍団に、裏切り者の子と扱われて、

奴らに追われていました。そして、何かのハプニングでアルキスと分かれてしまいました・・・・!

アルキスは気弱で泣き虫ですけど・・・・。本当は優しい子なんです。その子がもし、

独りぼっちでデスナイトに捕まってしまったら・・・・・。ぐす・・・・っ。」

アルリアは弟のアルキスの心配で涙を流す。その時、光次郎は拳を握ってこう言った。

光次郎「よし!明日、アルキスをここへ連れて行きます!明日は学校ですから・・・・・。」

アルリア「え・・・・・?」 あかり「光次郎さん・・・・・。」

光次郎「ですから、明日は学校ですので、その時は僕がアルキスを、

あなたに合わせますので・・・・・。大丈夫。僕は・・・・・SSPの隊員ですから・・・・・!」

アルリア「え・・・・・SSP・・・ですって・・・・・?」

あかり「はい。光次郎さんは勇敢なSSPの隊員なんです^^ とっても頼りになります。」

光次郎「そこまでのレベルの方じゃないけどね。でも、やれるところならやってやりますよ。」

アルリア「・・・・そうですか・・・・。では、光次郎さん。アルキスを・・・・お願いします。」

光次郎「はい!喜んで・・・・・・。」

あかり「それでは、そろそろご飯を作りますね。せっかくの泊まってくれる人も来たので、

今日はごちそうにしますね♪」 あかりが立ってそう言うと、光次郎が喜ぶ。

光次郎「わーい!それはいいや!」 子供っぽさを見せる光次郎を見たアルリアは・・・・。

アルリア「・・・・・・くす。」 思わず微笑んだ。アルリアは初めて笑顔を見せる。


その夜、とある山でアルキスの姿があった。しかし、彼は今悲しい表情をしている。

アルキス「・・・・・・・姉さん・・・・僕は・・・・・・・・・。」

そして、彼の後ろには謎の人影があった。どうやら仮面らしき頭に角が生えているようだが・・・?


高町邸のキッチン。あかりはもう料理を終えたか、いつの間にかテーブルには、

鶏肉にサラダ、スパゲティにカレーなどもあった。これは凄いごちそうである。

光次郎「おおぉ~!こいつは凄い!」 アルリア「あかりさん、素晴らしい料理ですね^^」

あかり「いえいえ。まだまだ・・・・って事ですよw 自分では。」

光次郎「よーし!では、いただきます!」 光次郎は手を合わせてそう言った後、

すぐにスプーンに手をとり、カレーを食べる。その後、水を飲んで鶏肉も食べた。

光次郎「むぐむぐ。美味しい美味しいw」

アルリア「あん。・・・・・・美味しい・・・・・。」 アルリアもカレーを一口食べる。

すると、笑顔で美味しいと言った。これほど、あかりの料理は素晴らしいと言っていいだろう。

あかり「カレーやサラダはおかわりありますので、よかったらご自由に^^」

光次郎「うん。特にカレーはおかわりするかも・・・^^」

アルリア(・・・・光次郎さんとあかりさん。なんて美しい家族なんでしょう・・・・・。

私とアルキスも・・・・いつかはこうなる事が訪れるのかな・・・・・・?)


食事の後、あかりとアルリアは和室にいた。ここにあかりが布団を二つも置いた。

ちなみにいつの間にか、アルキスは緑色のパジャマを着ていた。あかりはメイド服から、

パジャマへと着替えている最中のため下着が見える。恐らく就寝するために着替えているだろう。

あかり「アルリアはお客さんですから、寝るところ・・・・ここでいいですよね?」

アルリア「え、ええ。すみません、私のためにこんな・・・・・。」

あかり「いいんですよ。私は光次郎さんのメイドですが、他の者にも優しくしなきゃと思いまして。」

アルリア「・・・・そうですか。ありがとうございます・・・・。」

あかり「くす。」  青いパジャマを着たあかりはアルリアにお礼の言葉を聞いて微笑んだ。

こうして、時間が過ぎ部屋を暗くしてあかりとアルリアは眠りについた・・・・が?

アルリア「・・・・・・・アルキス・・・・・・。」 アルリアは切なく静かにアルキスの名を呟いた。

あかり(・・・・・必ず倒す。デスナイトを・・・・・・!) あかりは新たにデスナイトと戦う決意をする。


一方、デスナイトの対日本攻撃支部では、桐原支部長とダークネス・セイバーがいた。

桐原「あのグラビティ・ベースを操っているガキは今、どうしている?」

ダークネス・セイバー「はっ。我がアジトの外で。とても寂しがっています。」

桐原「寂しがっているだと?まあ、仕方がないか。あいつに生きる理由を与えているからな。

ただし、裏切ったら殺すつもりであるがな。あいつの父みたいにな・・・・・っ!」


そして、次の日。光次郎は秋田学園に登校した。廊下で榊と出会う。

榊「よう!おはよう。」

光次郎「あ。おはよう、榊君。」

榊「ああ。ところで高町。昨日、お前のクラスに外国人らしい転校生が来たってな。」

光次郎「うん。今からその転校生にちょっと聞きたい事があるんだ。」

榊「へぇ~。ところで、光次郎。」

光次郎「なんだ?」

榊「・・・・・・・最近、部活には行ってないってな・・・・・。やっぱり、奴らの事でか?」

光次郎「奴ら?ああ、梶たちの事か。でも、こないだ。あいつらは僕から遠ざかったけど・・・・。」

榊「遠ざかった・・・・・・か。ひょっとしたらあいつらも変わったかもな。いろいろと。

・・・・・・なぁ。たまにでもいいから・・・・・。」

光次郎「・・・・うん。いつかは必ず、部活に行くよ。・・・君の友達としてな。」

榊「・・・・へへっ。そうこなくっちゃw」 榊は笑って光次郎の肩を叩く。

光次郎「ふふふ・・・・。じゃ、僕はここで!」 光次郎は榊から離れてクラスへと目指した。

榊(・・・・・・高町・・・・・・。) 榊は光次郎の後姿を見つめていた。彼は光次郎をどう思うだろう?


光次郎たちのクラス。ここに、アルキスがいた。

アルキス「・・・・・姉さん・・・・・。」 アルキスは今、何かと悲しい表情であった。

光次郎「・・・・・アルキス。」  そこに、光次郎が来た。

アルキス「っ!き・・・君・・・・?確か、高町君・・・・だよね?」

光次郎「そうだ。アルキス・・・・・。さっそく言って悪いけど、僕の家に来ないか?」

アルキス「え?な、なんで・・・・・?」

光次郎「君に合わせたい人がいるからだ。」

アルキス「そ、そんな事言われても、僕にはやらなきゃならない事があって、行けそうにないの。」

光次郎「僕の家に、君のお姉さんがいてもか?」

アルキス「っ!!!???」 アルキスは姉さんが光次郎の家にいると聞いて驚く。

つづく

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