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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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青井「・・・・・あんたは・・・・・・!?」

アルキス「く・・・・・・・っ!」 青井は睨むと。アルキスは恐れるように無視した。

青井「・・・・・・っ!だから、あんたは・・・・!!」   青井はアルキスにつっかかろうとするが、

周りの人がいるので、今はやってはいけないと気づき、止めた。

青井「っ!・・・・・・。(本当に何者なのよ、この男!昨日のあの男と同じ気がするけど・・・・!

・・・・よーし!後で徹底的に聞いてやるわ!)」 光次郎は、今の青井を様子を見た。

光次郎「・・・・・奈々ちゃん・・・・・?」

休憩時間。光次郎と桜は席に座ったままのアルキスに話し掛けた。

光次郎「・・・・アルキス・・・・・だったな?」

アルキス「・・・・・っ!そ・・・・そうだけど・・・・・・?」

光次郎「・・・・・さっきの話で皆、盛り上がってたぜ。はるばるロシアから来たってねw」

桜「君は・・・・・いつからこの日本に来たの?」

アルキス「・・・・・・・2週間前・・・・・・・・。」 アルキスは暗そうに言った。

桜「2週間かぁ。その間に日本の事で何か学んだ?」 そこに青井が割ってきて叫ぶ。

青井「月野先輩!この男は・・・・・・っ!!」

桜「え?どうしたの、奈々ちゃん?」

青井「う・・・・っ。そ・・・・・それは・・・・・・・。」

光次郎「・・・・・・アルキスと何か関係があるのか?」

青井「そ、そんなワケ・・・・・!!ないにはないけど・・・・・。」

アルキス「・・・・・僕がこの日本で何を学んだか・・・・知りたい?」

光次郎、桜、青井「え・・・・・・??」 アルキスは不気味に笑って静かにこう言った。

アルキス「・・・・・・生きる理由さ・・・・・・!」

光次郎「生きる・・・・・理由・・・・・?」 桜「あなたは・・・・・。何があってたの・・・・・?」

アルキス「・・・・・・今は教えたくない。でも、すぐにわかっちゃうかもね・・・・・・。」

アルキスはそう言うと、席から立って、どこかへ行った。青井は心で呟く。

青井(・・・・あの男・・・・・。何かワケがあるって言うの・・・・・?)


一方、高町邸では。あかりが庭で洗濯物を干していた。

あかり「ふーっ。・・・・そういえば、光次郎さんの隊員服がないわね?

・・・・もしや、光次郎さんは学園の後にSSPに行くので、持って行ったのかしらね?

でも、それも悪くありませんわねw でも・・・いつかは洗わなくちゃ・・・・。」

洗濯物を干し終わったので、あかりは掃除機で、和室の掃除をしていた。その時・・・・・。

あかり「・・・・・・・。っ?」 ピンポーン 何者かがチャイムを鳴らしたそうだ。

それを聞いたあかりはさっそく玄関に行って、ドアを開けてみた。

あかり「はい。どなたですか?」 あかりの前にチャイムを鳴らした人がいた。

その人は、長く茶色い髪をして、少し落ち込んだような顔をしている女性であった。

女性「・・・・・あの・・・・。すみませんが・・・・・この家に・・・・・・。」

あかり「・・・・・・・。話は和室でゆっくりしましょう。さ、こちらへ。」

あかりは微笑んで、女性を和室へ連れて行った。場所は和室へと移る。

女性はテーブルの前に座り込み、あかりがお茶を二個持ってきた。

あかり「はい。お茶ができました。冷めないうちに・・・・・。」

とりあえず、一個が女性の分であった。そして、あかりもテーブルの前に座る。

女性「・・・・・・・あの。私をしばらくこの家に泊まらせてくれないでしょうか・・・・?」

お茶を飲んだ女性はあかりにそう言う。同じくお茶を飲んだあかりはそれを聞いて返事する。

あかり「え・・・・・?それは何故ですか?」

女性「・・・・・・・組織に追われて、弟もどこかへ行きました・・・・・。

私はロシアからはるばる弟を探しに、この日本へ・・・。お願い、どうか・・・・・!」

あかり「っ!(組織・・・・・もしや、デスナイトね・・・・・!)・・・・・わかりました。

でも、光次郎さんにもそれについて、意見を聞きますので・・・・・。」

女性「光次郎さん・・・・・?」

あかり「はい。私のご主人様です^^・・・・そういえば、あなたの名はまだ聞いてませんでしたわね。」

女性「・・・・・そうですね。私の名前は、アルリア。弟の名は・・・・アルキス。」

なんと。突然、高町家に来た女性の弟とは、アルキスの事だった。


そのアルキスなら、今。放課後の秋田学園にいるのだが・・・・・

光次郎「ふ・・・・。ついに、授業が終わったかぁ・・・・。」

光次郎の隣には桜、青井、アルキスがいた。しかし、その3人、特に光次郎を、

遠くからひそかに見ている人がいた。その人は小牧であった。

小牧「・・・・・・・。」 小牧はどうやら光次郎だけを見つめているようだ。

桜「・・・・・私たちは、これからどこか行くけど、アルキスはどうするの?」

アルキス「・・・・・・僕も、どこかへ行くよ。君たちと同じところだけどね・・・・・。」

青井「・・・・・ねえ、アルキス。あんた、ロシアで何しに来たの?」

アルキス「え・・・・・・????」  アルキスはそれを聞いて、少しビクつく。

桜と光次郎「な、奈々ちゃん・・・・・・?」 桜と光次郎も青井の様子が変わった事に気づく。

今の青井はアルキスを敵かどうかを監視してるみたいだ。

青井「・・・・・あんたは・・・・・・昼間、モンスロイドが暴れている時に何をしたの?」

アルキス「モ、モンスロイド・・・・?それって怪獣の名前ですか?」

青井「違うわ!モンスロイドは獣型のロボットなの!世間では知られつつあるのよ!?」

アルキス「・・・・・・。さあ、僕は別の街で、ちょっと遊んだけど・・・・・?」

青井「・・・・私はモンスロイドを操っている奴を見かけたわ。そいつは赤い帽子をしていた。

私がその帽子を脱がせてみたら・・・・素顔があんたそのものだったわ。」

アルキス「は?どこかの・・・・・別人じゃね?ほら、同じ顔を持つ人もいるし・・・・・。」

青井「く・・・・・っ!じゃあ、信じるわ、あんたが別人だって事を・・・・・。」

アルキス「そう言ってくれると、助かるよ。ふひひひひ・・・・・。」

アルキスはそう言うと、3人から離れてどこかへ行ってしまった。

青井「・・・・・・・・・っ!!」  青井は実はまだアルキスの事を疑っているそうだ。

光次郎「・・・・・・じゃあ、僕たちも・・・・・・。っ!」 光次郎は後ろに気配を感じたのでそこに向く。

桜「どうしたの?光次郎君。」

光次郎「・・・・いや、なんでもない。君たちは先に行ってて。」

桜と青井「了解。」 桜と青井はSSPの第6分隊の支部へ向かった。

どうやら、光次郎たちはSSP第6分隊支部に行くつもりであった。

しかし、光次郎は後ろから誰かが自分を見ているので、後ろの方へ行く事に。

かくして、光次郎は後ろの方へ。そこに、小牧がいた。

光次郎「あっ!君は・・・・・・・・。」

小牧「・・・・・お、覚えていますか・・・・?私の事を・・・・・・。」

光次郎「・・・・・・・うーん・・・・・。確か・・・・・・・。」

光次郎は小牧とはあまり会ってないので、よく覚えてはいなかった。

小牧「・・・・・・・・;わ、私の名前は小牧千尋です。覚えていますか?」

光次郎「ん?ああ!そう言えば、君はひなまつりで会ったっけ・・・・。」

小牧「やっと思い出してくれたんですね・・・・・・。」

光次郎「ああ・・・・。それより、僕に何か用かい?」

小牧「え・・・・・?え・・・・えっと・・・・・/////」 小牧は恥ずかしがってもじもじしていた。

光次郎「恥ずかしがらなくてもいいよ^^ゆっくり言って・・・・。」 光次郎は優しく微笑んで言った。

小牧「っ!は、はい・・・・・。じゃあ・・・・・。わ、私は・・・・昨日・・・・あなたを見てきましたっ!」

光次郎「・・・・・え?」

小牧「・・・・そうですよね・・・・・。気づいてませんでしたからね・・・・・。」

光次郎「そうか・・・・・・。じゃあ、ごめん。気づいてやれなくて・・・・。卒業式の頃、

君は・・・・僕に会いにいくとか・・・・言ったっけ?」

小牧「っ!は・・・・はい・・・・・。そうですけど・・・・・//////」

光次郎「あの時・・・・・。なんで僕の名を知っていたんだ?」

小牧「えっ!?そ・・・・それは・・・・・・・。あ・・・・あなたに・・・・・あ・・あこが・・・・・っ・・・・・。」

小牧はなかなか本当の気持ちを伝えられなかった。

小牧「・・・・・・・っ。あなたの事・・・・・・憧れて・・・・・いるから・・・・・・。」

光次郎「そうか。・・・・・でも、僕はそんなに有名じゃないんだ・・・・・。

言っとくけど、僕はそんなに優しくないんだ。そんな僕に憧れてくれるなんて嬉しいよ・・・・。」

小牧「でも・・・・・私・・・・・あなたの事が・・・・・・・。」

光次郎「・・・・・・・っ!ごめん・・・・・。僕・・・もういかなきゃいけないんだ・・・・・。」

光次郎は腕時計を見て、小牧にそう言った。光次郎にとってこの時間は、

もうSSPに行かねばならない時間らしいので、あえて小牧の言葉を聞かないようにしてしまう。

小牧「え・・・・・・?」

光次郎「君が僕の事をどう想っているかはまだわからない・・・・・。

でも、またいつか、お話しよう。この次は、君の意見をちゃんと聞くから・・・・・。

じゃ・・・・・またね・・・・・・。」 光次郎はそう言いながらすぐに走り去った。

小牧「・・・・・くす・・・・ぐす・・・・っ。う・・・・!」 独りになった小牧は涙を流した。


かくして、光次郎は隊員服を着て、SSPの第6分隊支部の司令室に入った。

清水「遅いわよ。高町隊員。今まで何してたの?」

光次郎「遅くなってすみません・・・・・。ただ、ちょっと中学の女の子が・・・・・。」

野沢「中学の女の子?・・・・まさか、その子と何ぞの話を!!??」

光次郎「うん・・・・・。まあ、その子・・・どうやら僕の事を憧れているとか言ってるんだ。」

青井「中学の女の子ねぇ・・・・。あんたって結構、モテるわよねぇ・・・・。」

光次郎「いや・・・・・。それほどではないけどなぁ・・・・・。」 光次郎はモテると聞いて照れる。

桜「でも・・・・・。あのアルキスって人。なんか不思議な人だったわよねぇ・・・・・。」

青井「私はあの人が・・・・デスナイトの者と何か関係があるのかと思います・・・・。」

桜「でも・・・・・。まだ、決まったわけじゃないのよ・・・・?」

青井「・・・・すみません。わかってますけど・・・・・・。」

春日「とりあえず、あのモンスロイドを操る者が誰なのかわからない。

けど、たとえどんな奴だろうとも倒さなければならない。それがSSPの任でもあるのよ。

つづく

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