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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ザラブ星人「むっ!?別のウルトラマンだと!?」

ベルザス星人「なにぃ?今、この国いるウルトラマンはクリスタルだけのはずだろーが。」

しかし、2大星人の前にはクリスタルではないもう一人のウルトラマンがいたのだ。

それが、このウルトラマンパワードである。クリスタルもパワードの姿を見た。

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ・・・・・!あ・・・・・あなたは・・・・・!!」

そして、ウルトラマンパワードはクリスタルに顔を向けた。

ウルトラマンパワード「・・・・・・・・・・・・・。」 パワードはしゃべってはいない。

しかし、クリスタルに何か伝えているという事はクリスタル自身は感じていた。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・ウ・・・・・ウルトラマンパワード!」

ウルトラマンクリスタルはウルトラマンパワードの顔を見て、自身の脳裏に何かが浮かべてきた。

それは、コリスが本でパワードが載っているページを読んでいた事であった。

コリスは実際にパワードに会っていない。コリスは昔でもいつかは会いたいと思っていたのだ。

クリスタル=コリスは今、本物のパワードに会えた嬉しさと負けない闘志に満ち溢れていた。

そして、パワードが手を伸ばすと、クリスタルをその彼の手を掴み、立ち上がった。

テブリッシュ「おお!!パワードがクリスタルを立ち上がらせたぞ!」

シュドー「って事は・・・・・ダブルウルトラマンのタッグ結成ってわけだぜ!!」

イチゴ「パワードとクリスタルか・・・・・・。これはいい夢のチームになりそうだ・・・・!」

サキ「ウルトラマンタッグ対宇宙人タッグ・・・・。この勝負は・・・ウルトラマンが勝つと思うわ。」

ウルトラマンクリスタル「ウルトラマンパワード・・・・・。僕と一緒に・・・・・!!」

クリスタルがそう言うと、パワードは頷いた。つまり、認めるという事であるのだ。

ウルトラマンパワード「・・・・・ヘアッ!!」 ウルトラマンクリスタル「・・・・ショワッチ!!」

こうして、2大ウルトラマンは2大星人に向けてそれぞれ戦いのかまえをとり、走り出した。

ザラブ星人「ザラブバルカン!!!!」 ベルザス星人「ギッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!」

ザラブ星人はザラブバルカン、ベルザス星人は両目からの光線を連射して、

2大ウルトラマンを攻撃するが、命中せず。と、いうか2大ウルトラマンはひるまず走っていった。

ウルトラマンクリスタル「はあぁっ!!」 ウルトラマンパワード「ダアァッ!!!」

そして、クリスタルはザラブ星人、パワードはベルザス星人と激突した。それぞれ組み合いに入る。

ウルトラマンクリスタル「ぬぅぅぅぅ・・・・・!!てやっ!!かあぁぁ!!」

クリスタルはザラブ星人を押して、腹に膝蹴り。そして、アッパーでひるませた。

ザラブ星人「・・・・・?!・・・・・・!!」 星人は怒って殴りかかるも、クリスタルは腕でガード。

ウルトラマンクリスタル「えぃ!シャッ!!」 クリスタルはさらに敵の顔にパンチ、頭にチョップを打つ。

そして、ミドルキックで星人を後ろに扱けさせた。しかし、星人はまたすぐに立ち上がる。

ウルトラマンパワード「ショワッ!!」 パワードはベルザス星人の顔を殴り、次にハイキックを決める。

ベルザス星人「・・・!・・・・・・・!!!!」  星人はひるまずにパワードの顔面を殴ってやり返した。

ひるむパワードに襲い掛かろうと組み合うが、パワードは手で星人を突き、さがらせた。

ベルザス星人「・・・・・!!ギッヒッヒッヒッヒッヒ!!!」 ベルザス星人はこりずに、

口から火炎を吐いた。対するパワードは右手を前に出す。すると、敵の火炎が、

パワードの右手の前で消えていくではないか。パワードは自力で敵の攻撃を防いだのだ。

ウルトラマンクリスタル「おおぉっ!!」 クリスタルの強烈パンチでザラブ星人がさがる。

ザラブ星人「ザラブノイズ!!!」 ザラブ星人は再び怪音波を出す。

ウルトラマンクリスタル「クリスタル・レーザー!!!」 しかし、クリスタルはその怪音波の前で、

ひるまずクリスタルレーザーを発動し、星人の口を攻撃した。 ドカアアァァァァン

ザラブ星人「・・・・・!??・・・・・・・・・!!!!!」 レーザーによってザラブ星人の口が爆発し、

星人は口を痛がるように抑え、のたうち回る。これにより、星人は怪音波を一時的に出せなくなった。

ベルザス星人「・・・・・・・・・・・・・・!!!!」 ベルザス星人はパワードを倒そうと、

またも両目からの光線を出すが、パワードはジャンプでそれを避ける。

ウルトラマンパワード「ハアアァァッ!!!」 そして、パワードはそのまま空中キックで、

ベルザス星人を攻撃。星人はあまりのダメージに少し離れたところにさがってしまう。

ウルトラマンクリスタル「シォアァァァッ!!!」 クリスタルは渾身のパンチで星人を打撃。

さらに、もう一発殴って、敵をさがらせた。これにより、ザラブとベルザスは、

偶然にも、2大ウルトラマンから離れたところに揃った。

ザラブ星人&ベルザス星人「・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・・・!!」

しかし、ザラブ星人は手を合わせて、ベルザス星人は礼儀正しい態度をとっていた。

まるで、2大ウルトラマンに謝るように謝っているようだ。しかし、ベルザスは、

急にザラブの背中を押して前に出させた。元々この二人は仲が悪かったらしいからである。

ウルトラマンクリスタル「っ!でっ!!」 ウルトラマンパワード「・・・・・・・・!!」

どうやら謝る気ないと見た2大ウルトラマンは再び2大星人に挑む。

クリスタルはザラブ星人を跳び箱のように飛び越えて、ベルザス星人と組み合いに入る。

ウルトラマンパワード「ショワッ!ヘァ!!」 パワードはザラブの頭を掴み、膝蹴り。次にパンチを決める。

ベルザス星人のパンチとクリスタルのキックがぶつかり合った後、

すぐにクリスタルが星人の顔を殴る。次にもう一度キックを繰り出し、ベルザス星人をひるませる。

ウルトラマンパワード「オワッ!ダアァッ!!」 ウルトラマンパワードは、

ザラブ星人のチョップをくらうが、持ちこたえてハイキックで反撃した。

ザラブ星人「・・・・!ザラブビーム!!」 ザラブ星人は光線で倒してしまおうとした。

ウルトラマンパワード「シャアァッ!!」 しかし、パワードはそれを簡単に避け、

その後すぐに横チョップでザラブにダメージを与える。

ベルザス星人「ギッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!!!」 ベルザスはクリスタルの頭を掴み、

食べてしまおうと口を大きくする。しかし、クリスタルはそんな星人の首を両手の手刀で掴んだ。

ウルトラマンクリスタル「っ!うぉりゃあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

そして、クリスタルはベルザスを勢い良く投げた。星人は遠くの方に叩きつけられる。

そして、ウルトラマンクリスタルとウルトラマンパワードは再び揃った。

ウルトラマンクリスタル「いきましょう!パワード!!」 ウルトラマンパワード「ショアッ!!」

そして、クリスタルはザラブ星人にパワードはベルザス星人に向かって、必殺技の構えをとった。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!」

ウルトラマンパワード「ショワッチ!!!!!」 クリスタルはエクセリック光線を出し、

パワードは必殺のメガスペシウム光線を出した。エクセリック光線はザラブ星人に、

メガスペシウム光線はベルザス星人に命中した。もはや、この光線をくらって生きる事はないだろう。

ベルザス星人&ザラブ星人「・・・・・・・・・・・!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!」

ドカアアアアアアァァァァァァァァン ついに、それぞれの必殺光線をくらった2大星人は、

大爆発を起こして、死んでしまった。こうして、クリスタルとパワードの、

夢のウルトラマンコンビによって、地球に再び平和が訪れたのだ。

サキ「やったわ・・・・!クリスタルとパワードが勝ってくれたわ!!」 サキは喜んだ。

イチゴ「・・・アメリカのウルトラマンコンビの勝利か・・・・・。すばらしいな。」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・ありがとうございます。ウルトラマンパワード。」

クリスタルの感謝の言葉にパワードはそれを応えるように頷き、光に包まれる。

その光は小さくなっていき、パワードは等身大の青いローブの青年になった。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・はっ!!」 クリスタルは空へ飛び去った。

そして、夕日。青いローブの青年はこの港で海を見ていた。

コリス「・・・・ウルトラマンパワード。」 青いローブの青年「・・・っ?」

そして、コリスは後ろから青年を呼んだ。青年はコリスの方に向く。

青いローブの青年「・・・・・・流石だね、ウルトラマンクリスタル。素晴らしい戦法だったよ。」

コリス「いえ。あなたがいなければ、とても勝てなかったでしょう。それに・・・・。

僕は、あなたのような先輩たちに憧れていたんです。」

青いローブの青年「憧れていた?」

コリス「はい。僕は、ウルトラマンたちが好きで、いつか自分もウルトラマンになりたいと思って・・・・。」

青いローブの青年「そうか。それで、君=ウルトラマンクリスタルが存在しているってわけか。」

コリス「はい。ウルトラマンは僕の夢でしたから・・・・・。」 その時、いきなりモモの声が。

モモの声「そして、本物のウルトラマンに会うのも、あんたの夢だったのよね。」

コリス「っ!?姉さん!!」 コリスと青年のところにいつの間にかモモがいた。

モモ「ちなみに、あんたの隣にいるウルトラマンパワードは正真正銘の本物よ。」

コリス「・・・・僕も、そんな事はわかっています。」

青いローブの青年「・・・・・ふふふふ。そうだ、俺は・・・・・・。」

青いローブの青年はついに頭を隠したローブを脱ぐ。この青年の顔は、

昔、パワードと一緒に戦ったW・I・N・Rの隊員の一人、ケンイチ・カイそのものの顔であった。

モモ「・・・・・・・この男は、かつて、ウルトラマンパワードと一体化した雄一の男だったのよ。」

コリス「そうですか・・・・・。パワードは今はその青年に変身して・・・・・・・。」

青いローブの青年「本来なら宇宙パトロールをしていた途中で、

ベルザスとザラブが地球のアメリカに飛来している事に気づいたんだ。

そして、気づいたんだ。君というウルトラマンの存在に・・・・・・。

君がいてくれて、俺は満足だと思う。俺はM78星雲に帰って、

他のウルトラマンたちに君の活躍を伝えたいと思う。」

コリス「え!?本当ですか!?」 コリスは喜びそうに言った。

青いローブの青年「ああ。いずれ、他のウルトラマンも君に会いに来るかも知れない。」

モモ「よかったわね。コリス。」

コリス「はい。その時は、喜んで一緒に頑張ります。」

青いローブの青年「うむ。それまでに、この地球を頼むぞ。ウルトラマンクリスタル!」

そう言うと青いローブの青年は赤い光の玉に包まれた。その光は宇宙(そら)へと帰っていった。

モモ「どうやら、M78星雲に帰ったそうね。」

コリス「はい。姉さん。僕、頑張ります!パワードと・・・・伝説の【ウルトラ兄弟】が守ってくれた、

この地球を外敵から守るために!!ウルトラマンクリスタルとして!!」

モモ「うん!その意気よ!さっ。本部に帰りましょ。」

コリス「はい^^」

こうして、2大星人の大侵略は、ウルトラマンクリスタルと、

ウルトラマンパワード。二人のウルトラマンたちによって打ち砕かれました。

ウルトラマンは一人だけではありません。ウルトラマンたちのもたくさんの同士がいるのです。

ウルトラマン。それは、正義の戦士の称号でもありましょう。

そして、あなたもいつかはきっと。ウルトラマンになれる事でしょう・・・・・・。

次回につづく

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