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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ハヤマ『プサ星は、この世の星であるが、

その星は数々の惑星から幾多の魂が集めって、テルテル坊主状の姿となって、

その星で静かに暮らしているんだ。地球の死者の魂の一部もその星にいる事がわかった。

たぶん、霊がそのプサ星が見えるらしく、どの霊でも、プサ星が見えれば、

すぐ、その星に行けるというわけだ。ただし、生きていた時までの記憶は消されるがな・・・・。』

サキ「・・・・・まさか・・・・・!あのプサ星人が、イズミさんの死んだ息子だって言うの・・・・!?

それと、何故、イズミさんがその星人が自分の息子に見えるのか・・・・・?

わからない・・・・・・。でも、これだけはわかる・・・・・。

母のイズミさんが、息子への想いによって、星人が息子に見えているという事を・・・・・!」

サキの思った通り、イズミには見えていたのです。

このプサ星人の子供は実は、イズミの息子だったのです。

イズミの息子は、死んでからすぐに、プサ星に行ったので、そこに住んでる間に、

今のこの巨大な怪人の姿になったのでしょう。イズミはこの星人が自分の子であるとはっきり見えます。

ですが、星人となった息子は、自分の母であるイズミの事は全く知りません。

生きている時の記憶が消されたので、もはや母の事などわかりやしないのでした。

イズミ「坊や・・・・。私の坊や・・・・・!」 イズミはプサ星人の子供にゆっくりと近づこうと歩く。

ティアラ「っ!!イズミさん!?待って!!」

ティアラはイズミを呼び止めようとする。しかし、イズミは聞いていなかく、そのまま星人の方へ。

イズミ「坊や・・・・・。おいで・・・・私の坊や・・・・。ママよ・・・・。ママはここにいるよ・・・・・・。」

イズミは壊れかけた笑顔と涙目でプサ星人の子に声をかけた。

プサ星人・子「アフッ!アァァフアフ!アフアフ!!」

しかし、プサ星人の子供の耳にはイズミの声には届いてはいなかった。星人はそのまま暴れていた。

イズミ「ママはここよ・・・・・。坊や・・・・ここにおいで・・・・。ママはあなたを迎えに来たよ・・・・・。」

イズミはさらにプサ星人の子供に近づいてくる。このままでは、

もし、最悪な場合、イズミが星人に踏み殺されてしまう事もある。これは危ない。

コリス「待ってください!イズミさん!!」 その時、コリスとティアラが止めに入った。

二人はイズミの服を引っ張りながら彼女を止めようとしていた。

イズミ「っ!放して!!やっと!やっと私は息子に会えたのにぃ~!!」

イズミは涙を流しながら叫んだ。自分にとって、息子に会えるチャンスだからだ。

ティアラ「おかしいよ!イズミさん!星人が自分の息子だと本当に思ってるの!?あれは・・・・!!」

サキ「イズミさんの息子よ。」 サキの一言で、3人は急に止まった。そして、3人はサキの方に向いた。

コリス「サキさん・・・・・?」

ティアラ「でも、イズミさんはあの星人の事を坊やだと言って・・・・。」

サキ「ハヤマさんの言ったとおり、プサ星人は、死んだ人の魂が変異した者・・・・。

このプサ星人の正体も、地球で死んだ者・・・・・。そう、この星人はイズミさんの息子だったのよ。

たぶん・・・・・。何故、イズミさんがこの星人が自分の子だとわかったのか・・・・。

たぶん、イズミさんの母としての想いが、この星人が息子である事をわからせたと思うの・・・・。」

イズミ「・・・・・坊や・・・・・。あれはまさしく、私の坊や・・・・・・。」

イズミはプサ星人の子を見て、そう呟いた。

ティアラ「でも・・・・このテルテル坊主での姿じゃ、誰だかわかりもできません・・・・・。」

サキ「・・・・・ティアラちゃんには見えないそうね・・・・・。」

ティアラ「え・・・・?」

サキ「本当は私にも見えることもできなくて、本当の事がわからない・・・・・。

でも、これだけは言える。母のイズミさんには、星人の姿に変えられた息子の姿が見えるという事が。」

コリス「・・・・・・・だから・・・・。イズミさんはこの星人の事を・・・・・・。」

その時、空から、スカイラッシュ1とスカイラッシュ2が飛んで来た。

1号機はシュドー、2号機はテブリッシュが乗っていた。

コリス「っ!!スカイラッシュ!!」 コリスは空を翔ける二機の機体を見て、そう言った。

ティアラ「スカイラッシュ!?まさか・・・・星人を攻撃するつもりじゃ・・・・・!?」

サキ「っ・・・・・・・!」

そして、スカイラッシュ二機はプサ星人の子に接近した。

シュドー「怪星人を発見!!」

テブリッシュ「よし!攻撃開始だ!!」  ババババババババババ ドカァァァン ズガァァァァン

そして、スカイラッシュ二機はバルカンを連射し、プサ星人の子を攻撃した。

プサ星人・子「アアアアァァァァァァァン!!!アアアアァァァァァァァァン!!!!!」

プサ星人の子はいきなりスカイラッシュ二機に攻撃されたので、泣き始めた。

しかし、二機のスカイラッシュは容赦なく、バルカンを連射し続けていた。

プサ星人・子「アアアアアァァァァァァァァァァァァン!!!!」

星人は痛がり、二機の攻撃から逃げようと必死にピョンピョン跳ねて移動を開始した。

テブリッシュ「逃がすか!!!」 ビィィィィィィィィィィィ ドカアアアァァァァァァァン

二号機は逃げる星人の背中にレーザーを浴びせた。プサ星人の子は背中を痛がる。

プサ星人・子「ウアアアアァァァァァァァン!!!アアアァァァァァン!!」

プサ星人の子供はスカイラッシュ二機を見て、さらに怯えて涙を流す。

シュドー「インベーダーが泣くんじゃないぜ!!!」

一号機は、バルカンを連射し、プサ星人の子を攻撃。

プサ星人・子「ワアアアァァァァァァァァン!!!」 プサ星人の子は攻撃を受けると、後ろに倒れた。

スカイラッシュ二機はやっと倒したかと倒れた星人を確認しようと接近してみる。

しかし、プサ星人の子は痛くて泣き叫びながら、のたうちまわった。

プサ星人・子「アアアアァァァァァァァァァァァン!!!!アアアァァァァァン!!」

そして、プサ星人の子は急に立ち上がった。

星人の頭には、少しだけヒビの入ったわっかが浮かんでいる。 ビビビビビビビビビビビ

なんと、星人はそのわっかから黄色い光線を出して、スカイラッシュ二機を攻撃し始めたのだ。

シュドー「あっ!!光線だ!!!」  二機のスカイラッシュは星人の光線を間一髪、避けた。

プサ星人の子供は二機のスカイラッシュが怖くて、壊してしまおうと、怯えながら攻撃したのだ。

テブリッシュ「負けるものか!!」 ビビビビビビビビビビビビビ ドカァァァン ドカァァァァン

スカイラッシュ二機も反撃。レーザーバルカンに切り替え、それで星人を攻撃した。

プサ星人・子「アアアアァァァァァァァァァァァァン!!!!!」

プサ星人の子も負けずに、わっかからの光線で二機のスカイラッシュを攻撃していた。

しかし、二機のスカイラッシュはそれを避ける。

そして、二機のスカイラッシュは再びレーザーバルカンを連射して攻撃。

プサ星人・子「アアアアァァァァァァァァン!アアアアァァァァァァァン!!!」

プサ星人の子は何度もわっかから光線を出すが、全て避けられてしまう。

その間にも二機のスカイラッシュはレーザーバルカンで敵を攻撃していた。


そして、宇宙では、プサ星人の母が地球にいる息子の様子を見ていた。

プサ星人・母「ァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・」

プサ星人の母は、地球で息子が人類に虐められている事を知って、

悲しみの涙を流し、わっかから黄色い光線が出た。


その時、プサ星人の子が暴れているところでは、空が突然、黒い雲に覆われ、大雨が降った。

ザアアアアアァァァァァァァァァァァァ  二機のスカイラッシュは雨に打たれる。

そう、この大雨こそが、プサ星人の母の悲しみの涙であった。

シュドー「っ!?なんだ!!?」

テブリッシュ「いきなり、空が暗くなって、大雨が出たぞ・・・・・!!?」

サキ「この雨雲・・・・・・!昨日と同じだっ!!」

ティアラ「まさか・・・・・あの星人が起こしたの!!?」

コリス「っ・・・・・・!・・・あ!ロードラッシュだ!!」 コリスは右の方向を見て、驚く。

そこから、イチゴとモモが乗っているロードラッシュが走ってきた。

なお、ロードはイチゴが運転している。ロードラッシュはコリスたちの前で止まった。

やがて、ロードラッシュからモモとイチゴが降りてきて、コリスたちと交流する。

ちなみにイチゴは、第12話で使われていたアンチファイヤーDRを持っていた。

モモ「コリス!サキ!大丈夫!?」

コリス「はい!我々はなんとか・・・・・。」

イチゴ「それにしても、変な星人だね。泣きながら暴れてるように見えるけど・・・・。」

サキ「・・・・ただ、本当に怯えてるだけだと思いますが・・・・・。」 サキは静かに呟く。

イチゴ「え?」 イチゴはサキに何か言われたと思って、サキを見る。

サキ「・・・・・いえ、なんでもありません・・・・・・。」

ティアラ「それにしても・・・・・なんて凄い雨・・・・・・。」

シュドー「へっ!たとえ、なんの雨だか知らねぇけど、一気にカタをついてやる!!」

テブリッシュ「攻撃を続行する!!」

スカイラッシュ二機はレーザーバルカンで、プサ星人の子を攻撃した。

プサ星人・子「アアアアァァァァァァァァン!!!アアアァァァァァァァァァァァン!!!!」

プサ星人の子はレーザーバルカンをくらったあまりの痛さに泣いた。


プサ星人・母「ハアアァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・」

それを見たプサ星人の母は、わっかから黄色い光線を出す。


そして、暗雲から突然、雷の音が大いに響き、やがて本物の雷が複数に出た。

ティアラ「あっ!!本物の雷だ!!」

しかも、その雷は次々とスカイラッシュ二機の近くに出てきて。まるで、襲うように・・・。

シュドー「うわっ!!雷が襲ってくる!!?」

そして、一つの雷が二機のスカイラッシュに襲い掛かる。二機はそれに気づいて、いち早く避ける。

テブリッシュ「くっ!雷を操れるのか!この星人は・・・・・!!」

モモ「くっ・・・・・!やはりそうだったのね・・・・・・!!」

コリス「どうしたんですか!?隊長!」

モモ「うん・・・・。私たちがロードラッシュで現場に向かっている途中、

宇宙科学局から電話が入ったの。彼らの情報によれば、

宇宙で、プサ星人の姿が存在して、その星人が地球の近くに浮いているの。

星人は何故か、涙を流して、大雨を降らせたそうよ。

今、雷が出ているのも、そいつが怒って光線を出しているからだそうよ!」

サキ「っ!!!」 サキはモモの話を聞いて、何かに気づいたように驚く。

モモ「っ!どうしたの?サキ。」

サキ「・・・・ここに暴れているプサ星人・・・・・・。宇宙にももう一人のプサ星人・・・・・・。

まさか・・・・あの二体は、親子ではないのでしょうか!?」

モモ「親子!?急に何故・・・・?」

サキ「この地上のプサ星人は泣きながら暴れていました・・・・。まるで、誰かに助けを求めるように。

その誰かとは、あの宇宙にいるもう一人のプサ星人・・・つまり、彼のお母さんだったんです!

宇宙にいるプサ星人のお母さんも、子供の心配をして、泣いていました・・・・。

しかし、彼女が泣くたびに大雨が出たというわけです!

しかし、今は我々が子供を虐めているせいで、お母さんは怒り、雷を起こしてしまっている・・・・・。」

モモ「・・・・・なるほど。そういう事ね・・・・・・。」

イチゴ「もし、それが本当だったら、僕たちは子供をいじめている事になりますね・・・・・・。」

サキ「隊長。もし、できたらお願いします!あの子供の星人を殺さないでください!

親の星人に会えるようになるまで待ってやってください!!」

サキは切ない表情でモモに訴えた。

モモ「・・・・わかったわ!殺しはしない。でも、あのまま暴れたままだと迷惑だから、

星人が気絶するまで、攻撃を続行するわ!殺さずに気絶させるのよ!」

サキ「隊長・・・・・・!」 サキは理解してくれたモモに感激した。

モモ「コリスとイチゴは地上からスカイラッシュ隊を援護!

私とサキは二人の女性の保護。いいわね!!」

コリス、イチゴ、サキ「はいっ!!!」

イチゴ「行こう、コリス君!!」

コリス「はい!!」

コリスはウルトラシューター、イチゴはアンチファイヤーDRを構えて、

プサ星人の子のところへ走った。サキとモモはティアラとイズミを連れて、どこかへ行った。

つづく

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