不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
ウルトラマンクリスタル 第23話・暗雲よりの涙
親子怪人・プサ星人登場 コリスとサキはDGCからに任で、とある幼稚園にいた。 二人は子供たちに怪獣について説明しようとするつもりだ。世間では怪獣を知る者は多いが、 中にはまだ、怪獣を知らない子供も多くいるからだ。 とある部屋では、コリスとサキは怪獣が写った大きな写真を使い、子供たちの前で怪獣について聞いた。 サキ「この怪獣はなんて怪獣かな?」 サキはギルゾングの写真を見せながら言った。 子供たち「ギルゾング!!」 すると幼い子供たちは元気に叫んで答える。 コリス「正解。よくできたね。この怪獣は火山から出てきたから、とっても熱い怪獣なんだよ。」 コリスは笑顔で正解した子供たちに拍手する。そして、一人の男の子が手をあげて、コリスに言う。 男の子「ねえ、コリスさん!ギルゾングって確か、ウルトラマンクリスタルが最初に戦った、 怪獣だよね?」 男の子の言うとおり、ギルゾングは記念すべきクリスタルの初の相手であった。 コリス「うん!正解だよ。クリスタルは初めてこの世界に来た時に初めて倒した怪獣だよ。」 サキ「そうね。じゃ、次、行くわよ。この怪獣は何かな?」 サキはキングボックルの写真を見せながら言う。子供たちは当然、答える。 子供たち「キングボックル!!」 コリス「正解。キングボックルは地底から出てきた怪獣で超能力を持っているんだ。」 サキ「次、行くわよ。この怪獣は?」 サキはキンガーの写真に見せながら言った。 子供たち「キンガー!!」 子供たちは答える。コリスは正解と見ぬし笑顔で言った。 コリス「正解。キンガーは自分の住む森に入った人を襲うんだ。」 サキ「次。この怪獣は知ってるかな?」 サキはシャイン星人の写真に見せながら言う。 子供たち「シャイン星人!!」 コリス「正解。シャイン星人は夜になると悪い事するこわ~い怪獣なんだよ。」 サキ「この怪獣はどうかな?」 サキはギェゾンの写真に見せながら言った。 子供たち「ギェゾン!!」 コリス「正解。ギェゾンは異次元から来て侵略者で、怒ると巨大化して暴れるの。」 サキ「どんどん行くよ。この怪獣は?」 サキはターゲザンの写真を見せながら、言う。 子供たち「ターゲザン!!」 子供たちはやはり答える。 次にサキはラフレイアの写真を見せながら言う。子供たちはいつもどおり答える。 サキ「この怪獣は?」 子供たち「ラフレイア!!」 サキは次にバルキー星人の写真を見せて言う。子供たちは答える。 サキ「この怪獣は?」 子供たち「バルキー星人!!」 サキはさらに、第8話で大暴れした三大怪獣の写真を見せた。 サキ「じゃ、これはどうかな?」 子供たち「ガイラ!ゲスラ!!タガール!!」 コリス「凄い!大正解だよ。この3匹は海で大暴れしたんだ。」 サキ「じゃ、この怪獣たちは知ってるかな?」 サキはバンの写真、ネリマリスの写真、ゴルドラスの写真、ヘイレンの写真、 そして、ゴダルの写真を一気にに見せて言った。子供たちは大声で答える。 子供たち「バン!ネリマリス!!ゴルドラス!!!ヘイレン!!!!ゴダル!!!!!」 コリス「正解!君たち、凄いね。怪獣たちの名前が皆言えるんだね。」 コリスは子供たちのあまりの怪獣に関する知識に感心した。一人の女の子がサキに言った。 女の子「ねぇ。おねえちゃん。ネリマリスって人の姿してるけど怪獣なんだよね?」 サキ「うふふ。そうだよ。ネリマリスは、確かに美人のお姉さんみたいな姿してるよね。 怪獣の中にも人の姿をしたものもいるのよ。怪獣って色々タイプがあるのよ。」 男の子「ねえ、コリスおにーちゃん。ゴダルって、クリスタルに勝っちゃった凄い奴だよね?」 一人の男の子がコリスにそう聞いた。コリスは微笑みながら少し辛そうに答える。 コリス「え?あ・・・うん!確かに、ゴダルはクリスタルを一度倒した事のある、強い怪獣だね・・・・。」 男の子「でも、クリスタルならきっとゴダルを倒せるよね!!」 コリス「うん!倒すよ。絶対に・・・・・。(そうだ・・・・・!必ず・・・・・!!)」 クリスタルを一度倒した強敵・ゴダルはコリスにとって最大のライバルである。 コリスは心でゴダルを倒そうという決心を強く固めた。 女の子「ねえ、サキおねーちゃん。コリスおにーちゃん。怪獣はいつかまた現れるの?」 コリス「え・・・・・?う~ん・・・・。そうだね。また現れるかも。」 サキ「もし、現れてもクリスタルがやっつけてくれる。その時は皆でクリスタルを応援しようね!」 子供たち「はーいっ!!」 子供たちは手をあげながら答えた。子供たちはクリスタルも好きだった。 夕方。コリスとサキは幼稚園からの帰りで、町を歩きながら、会話をしていた。 コリス「それにしても、さっきの幼稚園の子供たち、楽しかったですね。」 サキ「うん。そうだね。」 コリス「子供っていいですよね。・・・・僕も子供だけど・・・。」 サキ「うん。子供って楽しい子が多いね。でも、子供たちは楽しいだけじゃないんだよ・・・・・。」 コリス「え・・・・・・?」 サキ「中には、寂しい子や切ない子、タブーな子もいるんだよ・・・・・。」 コリス「サキさん・・・?」 サキが辛そう表情ながら微笑むところを見たコリスは、 彼女を心配するように辛い表情になる。サキはそれを見て、はっとする。 サキ「っ!ご、ごめんね。もし、泣いてる子や寂しい子がいたら、助けてあげようね。」 コリス「はい。僕も子供たちを助けようと頑張るつもりです。」 コリスは微笑んで返事した。 サキ「ありがとう・・・・。コリス君。」 サキは笑顔で感謝し、コリスの頭を撫でた。 コリス「は・・・はい・・・/////」 コリスは頭を撫でられ、少し照れた。 その頃、宇宙では、二匹の宇宙生物が飛んでいった。その姿はまるで、 てるてう坊主な形で顔が可愛い。頭に天使のわっかのような物が浮いていた。 この怪人はプサ星人。この二人のプサ星人は親子である。 大きいプサ星人が母、少し小さなプサ星人が子と言っていいだろう。 母は綺麗な歌声で歌い、子は無邪気な子供のように上下に揺れて飛んでいった。 プサ星人・子『ねえママ!次はどんな星に行くの?』 プサ星人・母『そうね。次は地球だと思うわ。』 プサ星人・子『地球ってなーに?』 プサ星人・母『地球はね、とても危ないところなの。たくさんの星人たちが、 この地球に来て、みんな、死んだのよ。』 プサ星人・子『そうなんだ・・・・。僕、怖い・・・・・。』 プサ星人・母『でも、仕方がないのよ。我々は観測のために来ているのだから・・・。 大丈夫。その時は、ママが守ってあげる。』 プサ星人・子『わーい!ありがとう、ママ!』 そして、プサ星人親子はそのまま宇宙を飛び続けた。地球に近づいて・・・・。 夜のDGC本部。コリスとサキは司令室に戻っていた。 シュドー「で、どうだったんだ?幼稚園での任務は?」 テブリッシュ「しっかりと子供たちに教えたな?」 サキ「ええ。子供たちはほとんどの怪獣を知ってるそうです。」 モモ「そうね。怪獣の事を知らないと、子供がその怪獣に近づいて、危険な目に会うかも知れない。 そうならないために、子供たちには怪獣の事を教えてやらないとね。」 コリス「そうですね。子供たちは実際に怪獣を見たら怖がる事もありますからね!」 モモ「まあ、そー言うあんたも子供だけどね。コリス。」 イチゴ「でも、いつかはきっと子供たちと仲良くできるような優しい怪獣もいるんでしょ?」 モモ「うーん。確かにいそうね。そーいう奴がたくさんいればいいと思うけど・・・・。」 宇宙。プサ星人親子はとうとう地球にやってきた。星人親子は青く丸い地球をじーっと見ていた。 プサ星人・母『ここが地球よ。』 プサ星人・子『青くて綺麗だねえぇ~。』 プサ星人・母『そうよ。その地球の美しさにひかれ、次々と宇宙人が入り込んできたのよ。 特に私たちはこの重力の強い星に入ったら・・・・・。』 プサ星人・子『うん。そうなったら・・・・・・・。』 プサ星人がそう言ってる途中、 突然、隕石が振ってきた。その隕石はいきなりプサ星人・子の背中に直撃した。 ドドオオォォォォン プサ星人・子『・・・・・・・・!?・・・・・・・!!』 隕石にぶつかったプサ星人・子は、 その衝撃に飛ばされ、地球國に入ってしまう。すると、プサ星人・子は、 そのまま地球の重力によって、ついに地球に落ちてしまった。 プサ星人・母『っ!?坊や・・・!?坊やあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!』 プサ星人・母は子が隕石にぶつかり、地球に落ちた事に気づき、彼に向かって叫んだ。 プサ星人・子は流星のようなスピードで山に落下してしまった。 ヒュウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・ドオォン 地面に落ちたプサ星人・子はその激痛にうまく立てない。 そして、頭にわっかも地球に落ちた衝撃のせいか、壊れかけていた。 プサ星人・子「アアアァァァァァァン!!アアァァァァァァン!!!」 子は母に助けを求めるように鳴き声をあげた。 プサ星人・母は宇宙から子を助けたいが、プサ星人は、重力の強い地球に一度入ったら、 二度と宇宙に飛び立つことはできない。母はそのせいで子を助けることができずに、 悲しげに鳴き声をあげた。母は子を助ける術がない事に悲しんでいた。 プサ星人・母「ハァァァァァァァァァァァ・・・・・・」 そして、プサ星人は涙を流した。 すると、プサ星人・子が落ちたところに大雨が降ってきた。 DGC本部の司令室では、サキが異常事態をキャッチしたので、隊長に報告した。 サキ「R254地区に謎の流星落下と同時に異常な大雨が発生しました!」 つづく PR |
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