だが、それは身体の一部でしかなかった。
ゾンビの顔をした物は怪物の頭に付いている物だったのだ。
その怪物がやっと姿を現した。それは、
鮟鱇のような姿をしているが、何故か腐っている感じで、
崩れている部分もあった。青い目が4つあり、
身体の色は茶色が中心であった。
この不気味な怪魚を見た人々は恐怖を感じ、
一斉に逃げ出した。
人々「わああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
怪魚「キシャアアアアアアアァァァァァァァァン」
怪魚は海上を移動し、浜辺の人々に近づく。そして、
頭に付いているゾンビの顔の物がその人々を襲う。
ちなみに、ゾンビの顔の首はとても長く、
自由に伸ばせるそうだ。
ゾンビの顔をした物「ギョオオオオオオォォォォォォ!!!!」
男「う、うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
女「助けてええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
5人くらいの人たちがゾンビの顔に食べられてしまった。
灰間たちのいる浜辺では、灰間と日下部が、
木の裏にいる。日下部が携帯で大神からの連絡を受ける。
大神『ポイント・D48で、謎の怪魚が現れた!!
恐らく、海の悪魔らしいけ・・・!
至急、BAR基地に戻るんじゃ!!!』
日下部「了解!!行きましょ!灰間!」 灰間「ああっ!!」
二人が急いで走っているところを、野口たちが見ていた。
野口「あの二人・・・・。どこに行くんだろ?」
徳丸「用事とかあったんじゃない?そろそろ、
僕らもこの浜辺から離れようよ・・・。」
森下「そうね・・・。海の悪魔とかが出そうだし・・・。」
野口「そ、そうね・・・・・。」
3人は残念そうに言って、この浜辺から去ろうとした。
怪魚が暴れている浜辺では、残った人々が全員避難した。
怪魚に食べられた人々が複数いたが。
怪魚は浜辺の方へ近づく。
怪魚「キシィアアアアアアアアァァァァァァァァン」
怪魚は4つの目から4つのビームを発射した。
そのビームが、近くにあるホテルを爆破してしまう。
ホテルを破壊した怪魚の、
いる海の中では、バルウォーターがやって来た。
上川「怪魚を発見しました!!」
叶野「ただちに攻撃する!!魚雷発射!!!」
バルウォーターは魚雷を数発に発射して、
怪魚を攻撃した。
怪魚の隣の海面が爆散し、怪魚は痛がり始めた。
怪魚「キシィアアアアアアアアアアァァァァァァァン」
その時、バルターボが浜辺に走って来た。
灰間と日下部が乗っていた。
灰間「あれが・・・・!海の悪魔か!!?」
日下部「ええ。間違いないわ。でも、凄く大きいわ・・・!!」
ゾンビの顔をした物「ギョオオオオォォォォ・・・・・!!!
人間めェ・・・・っ!反撃に出やがったな・・・・!?」
灰間「言葉も話せるのか・・・!?あいつは!」
バルターボから降りた灰間と日下部は、バルガンから、
火薬弾を連射して、怪魚を攻撃した。
だが、通用していないそうだ。
怪魚は海の中へ潜って、海中のバルウォーターと対峙する。
怪魚「キシィアアアアアアアアァァァァァァァァン」
上川「怪魚がこっちに攻めて来ます!!」
叶野「もう1度、魚雷を撃ちまくれぃ!!!」
バルウォーターは魚雷をまたも連射して、
怪魚にダメージを与える。
怪魚「キシィアアアアアアアアァァァァァァァァァン」
怪魚も負けずに、
4つの目から4つのビームを発射して反撃する。
だが、バルウォーターは後方へバックして、攻撃を避けた。
叶野「一気に決めるぞ!!レーザー光線、発射!!!」
バルウォーターは青いレーザー光線で怪魚を攻撃する。
怪魚「キシィアアアアアアアァァァァァァァァァァン」
怪魚の身体の一部が爆発し、怪魚は痛がりながら、さがる。
ゾンビの顔をした物「ギョオオオオオォォォォォォォ!!!!!」
そして、怪魚はそのまま消えてしまった。
遠くへ逃げたのだ。
上川「・・・・逃げられましたね。」
叶野「・・・・深追いはいけない。我々も戻るぞ!!」
バルオウォーターは海の中でBAR基地へと戻る。
BAR基地の司令室では、日下部がある紙をテーブルに置く。
日下部「これが、江戸時代で描かれた海の悪魔の絵です・・・。」
つづく
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