ウルトラマンティアーズ 第6話・異形の怪魚
深海魔獣・ギョルク登場
真夏の夜の、とある海岸。そこに、
一人の男が釣竿を持って海に近づいていた。
男「・・・・さてと。釣るとするか!」
男は海岸の崖に座って、釣りを始めた。その時。
海の一部から突然、不気味な何かが出てきた。
その何かは人間もとい、ゾンビのような顔をした物である。
首が長く伸び、ゆっくりと釣りを楽しむ男に近づく。
ゾンビの顔をした物「ギョオオオォォォォォ・・・・!」
男「・・・・ん?う、うわあああぁぁぁぁぁぁ!!!?」
男は謎の顔に驚き、仰向けになる。逃げようにも、
腰が抜けてしまったか、うまく体を動かせない。
ゾンビの顔をした物「ギョオオオオオォォォォォォォ!!!」
ゾンビの顔をした物は大きく口を開いて、男に襲いかかる。
次の日。ここは海にとても近い浜辺であった。
そこには、灰間、野口、森下、徳丸の4人がいた。
だが、この4人の容姿が全く違う。4人はそれぞれ、
水着を着ているのだ。灰間と徳丸は普通に海パン。
野口はピンク色のマイクロ水着で、
森下は水色のマイクリ水着をしていた。
灰間以外の3人は海に近づくように楽しく走る。
灰間「・・・・今年も海水か。ま。良いか。
せっかくの夏休みだからな・・・・。」
灰間は太陽を見上げてそう言う。そう。時は、
夏を迎えたのだ。大鳥学園の生徒たちは夏休みを迎えたのだ。
灰間たちも夏を楽しもうと海に行ったのだ。
森下「それぇ~っ!」 徳丸「うわ!やったなァ~っ!!」
森下と徳丸は互いに水を浴びせて楽しんでいた。
灰間は浜の上で仰向けになっていた。そこに、野口が近づく。
野口「一緒に泳ごうよ。灰間君。」
灰間「後で泳ぐよ。ちょっと日を浴びてからな・・・。」
野口「そう。じゃ、先に泳いでおくわね。」
野口はそう言って、海の方へ行き、海水を楽しもうとする。
灰間「ふぅ・・・。」 日下部「何、ぼーっとしてんのよ。」
その時、灰間の近くに日下部が歩いていた。もちろん、
日下部もマイクロ水着を着て、色は白であった。しかし、
何故、日下部もこの海に来たのだろう。
灰間「日下部か。そう言えば、お前も誘って来たな。」
日下部「わ、私だって好きで来たんじゃないわよ・・・!
せっかくの夏休みだからって、大神隊長があんたと一緒に、
夏を楽しめと言われたの。それから、野口さんから、
一緒に海に行こうと誘われたのよ。
あんたの知り合いだからってね。」
灰間「そっか・・・。俺とあんたってそんな関係だったのか。」
灰間がそう言うと、日下部が少し頬を赤く染めて叫ぶ。
日下部「そ、そんな関係って何よ!?とにかく、
せっかく海に来たんだから、泳ぐわよ!!」
日下部がそう言って海の方へ行くと、
灰間がゆっくり立ち上がって、海に近づく。
灰間「さて・・・・と。俺もそろそろ行くか。」
こうして、灰間たちは海に入って、水遊びを楽しんでいた。
海の上で灰間たちはボールバレーを楽しんでいた。
一人がボールを手で飛ばし、
別の一人が同じ事をして繰り返す。
その時、浜から一人の漁師の男が来て、いきなりこう叫ぶ。
つづく
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