マグラーはティアーズを見て、すぐに突進する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・シュワッ!!!」
ティアーズは迫るマグラーの頭を両手で抑え、突進を止める。
マグラー「グァガアアアアアアアァァァァァァァァァァ」
マグラーは頭を思い切り動かし、ティアーズをどこかに投げた。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・!!」
ティアーズはマグラーから右の方に落ちるが、
すぐに立ち上がる。
マグラー「グアガアアアアアアァァァァァァァァァ」
だが、マグラーは思い切り走り、ティアーズに頭突きを決める。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!!」
ティアーズは怪獣の頭突きを受けて、吹き飛ぶ。
そして、後ろにあるビルに衝突し、そのビルが崩れた。
マグラー「グァガアアアアアアァァァァァァァァ」
日下部「マグラーの奴。何だか派手になってないかしら・・・!?」
叶野「どうなろうとティアーズを助けねばならん!!
援護せよ!!」
上川「了解!!!!」
3機のバルワンダーがレーザーバルカンでマグラーを攻撃。
マグラー「グァガアアアアアァァァァァァァァァ」
マグラーは攻撃を受けて、動きを止める。
それを見たティアーズは立つ。
ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!
ウルトラキック!!!!」
ティアーズは跳び蹴りでマグラーにダメージを与える。
マグラーは蹴られて倒れるが、何とか立とうとする。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・・・!!」
ティアーズはマグラーに突進し、そのまま両手を合わせて、
それで怪獣の何度も叩く。次に左手でチョップも連打する。
マグラー「グァガアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ」
その時、灰間に撃たれて倒れた魔族の青年が、
ゆっくりと起き上がった。まだ完全に死んだワケではない。
魔族の青年「ぬぅ・・・!ま、マグラーよ・・・!!
きょ、巨人を倒せ・・・!!我ら魔族に勝利を・・・・っ!!!」
マグラーは尻尾でティアーズを打つ。
ウルトラマンティアーズ「ウワアアァァァァッ!!!」
攻撃を受けたティアーズは、
マグラーから離れたところに倒れる。
マグラー「グアァガアアアアアアアアァァァァァァァァァァ」
マグラーは走ってティアーズに近づき、
ティアーズの左肩を噛み付く。
ウルトラマンティアーズ「グアアアアアァァァァァ・・・・・!!」
ティアーズは右手でマグラーの顔を数回殴りつける。
バルワンダー1号が、
レーザーバルカンでマグラーの背中を攻撃。
ウルトラマンティアーズ「ショワアアアァァァッ!!!」
さらにティアーズの蹴り上げを受けたマグラーは、
ティアーズの左肩から口を放し、離れたところに倒れた。
マグラー「グアガアアアアアアアァァァァァァァァ」
そして、マグラーは2足形態で立ち上がり、
ティアーズに迫る。
怪獣は両手でティアーズを連続で素早く殴り続ける。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・!・・・・・・・!!」
そして、カラータイマーが赤く点滅し始めた。マグラーは、
ティアーズを何度も打撃しまくる。
だが、何度も殴られるティアーズではない。
マグラー「グァガアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ」
ウルトラマンティアーズ「・・・・ウルトラパンチ!!!!!!」
ティアーズは物凄いパンチでマグラーを殴り飛ばす。
マグラーはまたティアーズから離れたところへ倒れた。
マグラー「グァガアアアアアアァァァァァァァァァァ」
怪獣は怒って、また立ち上がろうとする。だが。
ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!!!」
ティアーズはファイティウム光線をマグラーに撃ち込んだ。
マグラー「グアガアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ」
攻撃を受けたマグラーは後ろの方へとゆっくり倒れる。
そして、大爆発をして粉々に吹き飛んだ。
魔族の青年「ああぁぁぁ・・・・・・!!!!!」
それを見た青年は物凄く絶望して、倒れた。そして、
身体中が炎上して消えた。魔族の一人がまた死んだのだ。
それを見たのは、複数にいる男たちがいた。
男A「何が怪獣だ。結局、倒されたではないか・・・!」
男B「やはり、我
らの頼りになるのは魔獣だけだな・・・・!!」
日下部「ふぅ・・・・。隊長!怪獣は撃破しました!」
日下部は通信機で大神に連絡した。
ウルトラマンティアーズ「・・・・ショワッチ!!!!!」
ティアーズは空を飛んで、どこかへ去った。
BAR基地の司令室に戻った隊員たち。
大神「まさか、魔族が怪獣をも操るとは、
思いもよらなかったな・・・・・。」
叶野「しかし、何だったのでしょうか?あのマグラーの様子は。
凄く異常的に強くなりなしたね。
ティアーズもピンチでしたし。」
灰間「恐らく、魔族が怪獣に魔力を与えたでしょうよ。」
日下部「何でわかるの?」
日下部がそう質問し、灰間は真剣にこう答える。
灰間「魔族に会ったからさ。
その魔族が怪獣を強くさせたんだ。
つくづく、魔族ってのは恐ろしい連中だぜ・・・・っ!」
上川「また、魔族は怪獣を操るでしょうか・・・!?」
上川は不安そうに言う。大神は少し悩みそうに言う。
大神「いや、それはわからん。じゃが、魔族の戦力は、
あくまで怪獣より強い魔獣。」
叶野「次はどんな事が起きるか、
わからないようになりましたね・・・・。」
隊員たちは暗そうなムードになる。
その中で灰間が軽そうに言う。
灰間「まあ、どんな奴が来ても良いんじゃないんすか?
どうせ、俺たちBARとウルトラマンティアーズがやってやるさ。」
日下部「ちょっと。あんたねェ・・・・!」
軽そうな灰間に日下部は怒る。
そこに、大神が冷静にこう言う。
大神「まあ、確かにティアーズと一緒なら何とかなるけ。
じゃが、
魔族はこれからも地球の怪獣を利用する可能性があるけ。
それか、その怪獣たちを恐ろしい魔獣に変えて、
自分たちの同胞にする事もありうるのォ。皆。
これからの戦いに向けて、戦う決意を固める必要がある。
次の戦いが起きても良えように、
明日から警備を強化するんど!!」
隊員たち「了解!!!!」
魔族は魔獣だけではなく、
怪獣を利用してしまいました。ですが、
もはや怪獣そのものは使う事はないのかも知れません。
魔族は次にどんな恐ろしい事をしでかすのか、
わかったものではありません。BARとティアーズは、
力を合わせて魔族の野望を打ち砕いてくれるでしょう。
次回につづく
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