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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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灰間がそう言うと、隊員たちは険しい表情で頷く。

大神「そう。我らの本来の敵である怪獣じゃ。」

怪獣。それは、魔獣がこの地球に現れる以前に存在している、

人類が本来、戦うべき巨大生物である。その本来の敵が、

また現れたのだ。新たなる敵である魔族と戦っている、

この時期に。隊員たちはこの事に不安を持っていた。

大神「何故、その怪獣が現れたかは知らんが、

奴は我らがもっとも我らが倒すべき敵じゃ。心

してかかれ!!」

その時、通信用のコンピューターが鳴り出し、

日下部がそれに近づき、ヘッドホンで通信を受ける。

日下部「こちら、BAR。・・・・何ですって!?」

日下部は何かを聞いたか凄く驚く。

大神「どうした!?日下部君!!!」

日下部「・・・・青森のF4地区で巨大生物が現れました!!」

大神「きっと、怪獣だな・・・!?さっきも言った通り、

敵は魔獣ではない。じゃが、この地球の平和を乱す者は、

例え魔獣ではない奴でも容赦しちゃあかん!!

出撃じゃ!!!」

隊員たち「了解!!!!!」


こうして、BARは出撃した。魔獣ではなく、

怪獣を倒すために。灰間と日下部はバルワンダー1号、

叶野はバルワンダー2号、

上川はバルワンダー3号を操縦している。

さっそく青森のF4地区に来ていた。

そこはいわゆる山のふもと町である。

日下部「・・・灰間!魔獣反応は!?」

灰間「・・・・反応はねェ!魔獣ならいないぜ。」

日下部「ふむ・・・・。っ!?あいつだ!!!」

灰間「何っ!?」 二人は何かを見て、凄く驚いた。

その何かとは、とても巨大な怪物であった。

姿は4足で、身体が黒かい。だが、この怪物は魔獣ではない。

怪獣であった。

かつての時代で大暴れした大怪獣の1匹であるのだ。

怪獣「グアガアアアアアアァァァァァァァァァ」

日下部「あれは・・・・マグラー!!!」

灰間「マグラー!?」

日下部「1966年の多々良島に生息していた怪獣よ。

その怪獣がこの日本にも生息していたなんて・・・!」

灰間「だが、こいつも悪って感じがするぜ・・・!」

マグラー「グァガアアアアァァァァァァァァァ」

マグラーは町へ近づいていく。その町の住人たちが、

怪獣に恐れて、必死に逃げ惑っていく。

上川「町の人たちがまだ完全に避難されていない・・・!」

叶野「怪獣を町へ近づけさせるな!攻撃!!!」

バルワンダー部隊が、レ

ーザーバルカンでマグラーに攻撃する。

マグラー「グァアガアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

攻撃を受けた怪獣は痛がり、3機のバルワンダーの方を見る。

バルワンダー部隊はマグラーから横の方を飛び、

敵の後方へと進む。

対するマグラーはバルワンダーを追うように、

方向を変えて移動する。

マグラー「グァガアアアアアアアアアアァァァァァァァ」

上川「よし!!敵は僕らを追って、町から離れるぞ!!」

日下部「この距離ならいけるわ!もう一度攻撃します!!!」

そして、バルワンダー1号が旋回し、マグラーの方に向ける。

レーザーバルカンで、

再びマグラーを攻撃するバルワンダー1号。

続いて、2号や3号もレーザーバルカンで怪獣を攻撃し続ける。

マグラー「グァガアアアアアアァァァァァァァァァァァァ」

マグラーは怒って、突然身体を物凄くあげる。まるで、

4足から2足になったかのように。人

間のように立ったマグラーが、

自身の方へ飛ぶ3機のバルワンダーを倒そうと歩く。

日下部「灰間!!強力ミサイルを使うのよ!!」 

灰間「あぃよ!!」

バルワンダー1号は1発のミサイルを発射して、

怪獣を攻撃。

マグラー「グァガアアアアアアァァァァァァァァァァ」

攻撃を受けたマグラーは吹き飛び、倒れた。

上川「良いぞ!!攻撃が効いてる!!」

叶野「むっ!?怪獣の様子が・・・・!」

攻撃を受けすぎたマグラーがフラフラしながら4足に戻り、

地面を掘る。そして、地底へと逃げて行った。

灰間「あいつ・・・!逃げやがったか・・・。」

日下部「くっ!・・・一旦、戻るわよ。」

こうして、3機のバルワンダーも基地へ戻って行った。

だが、そこにあの夜の山地にいた青年がいた。

その青年の容姿は何気に古いコートを身に包んでいて、

黒い髪が少し長かった。

青年「ちっ。

この地球の怪獣は恐ろしく強い者たちであると聞いたが、

今の奴はそうじゃないみたいだな。だが・・・。せっかく、

起こしてやったんだ。

それを無題にしないために・・・。クククッ。」


こうして、隊員たちはBAR基地へ戻った。

つづく

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