野口「BARとウルトラマンティアーズ。凄い大活躍だね。」
森下「うん!何たって、ウルトラマンは、
最強の光の戦士だもんねェ♪誰だって尊敬するわよ。」
徳丸「でも、ウルトラマンが何度も勝ってる理由は、
防衛隊の助けもあったからだよ。ね?灰間君。」
皆は微笑みながら会話していた。灰間は笑ってないが。
灰間「・・・・まーな。」
野口「そうよね。灰間君が所属しているBARの皆さんも、
魔獣を相手に大奮闘してるもんね。ねぇ。灰間君。
BARの皆さんと・・・うまくやってる?」
灰間「・・・ん?一応な。」
野口「良かった。」 野口は笑顔でそう言う。
徳丸「そうだね。灰間君も防衛隊員として、
頑張ってるもんね!うまくウルトラマンティアーズと、
うまく共同してよ。あまり仲違いは良くないから。」
森下「でも、翔ちゃんは昔、ウルトラマンが好きだったから、
うまく協力してくれるわよね。」
灰間「へいへい。(ってゆーか。
俺がウルトラマンティアーズだけど・・・。)」
そして、時間が過ぎ、生徒たちが多く帰宅を始める。
灰間も野口たちと一緒に帰宅しようと廊下を歩く。その時。
日下部「灰間あああぁぁぁぁぁ!!!」
日下部が走って来た。まるで、灰間に会うために。
灰間「お。日下部か・・・。」
野口「あら。日下部さん。どうしたのですか?」
日下部「・・・ちょっと、灰間君に用があるけど、良いかしら?」
野口「え、ええ・・・・。良いですけど・・・。」
灰間「俺は物かよ。」 灰間は小さく呟く。
日下部「わかったわ。じゃ、一緒に来て!灰間!!」
日下部は無理やり灰間の腕を引っ張って走る。
灰間「お、おい!!放せ!!」
灰間と日下部はそのままどこかへ行った。
それを見てきょとんとする日下部の、耳
元に笑顔の森下が話しかける。
森下「もしかして、翔ちゃんって、
あの日下部さんと良い方向へ進んでるんじゃなぁ~い?」
森下は灰間と日下部が、
カップルにでもなったのかと思うように、
言う。それを聞いた野口は驚いて頬を赤く染める。
野口「っ!?そ、そんな事・・・・っ!で、でも。
灰間君。日下部さんとどんな風に知り合ったのかしら?」
徳丸「何だか三角関係って展開が来るんじゃない?」
野口「と、徳丸君まで・・・・っ!」 野口は恥ずかしそうに言う。
灰間と日下部はBAR基地の司令室に来た。
灰間「何!?今回はちょっと違う!?」
日下部「ええ。昨夜、ポイント・R-492にある村が、
何者かに壊滅させられたそうよ。私たちが知らない間に・・・。
ですよね?大神隊長。」
大神「そうじゃ・・・・。」
灰間「どーせ。また魔獣なんでしょ?早く対策を・・・。」
大神「いや。今回の敵は魔獣じゃないけ。」
灰間「何ですって・・・!?」 灰間はそれを聞いて驚く。
大神「襲われている最中の村に魔獣反応はなかった。」
日下部「魔獣反応をしたら、
魔獣が現れたと言う事になる。
反応してないのに、村が襲われたと言う事は、
魔獣ではなく、他の誰かの仕業と言う事になるわ・・・・!」
灰間「他の誰か・・・・。まさか!?」
大神「そう。我々人類が本来戦うべきだった相手・・・。」
灰間「・・・・・・怪獣・・・・!」
つづく
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