ウルトラマンティアーズ 第5話・目覚めし怪獣
地中怪獣・マグラー登場
地球は今、新たな脅威に襲われている。その脅威とは、
謎の存在である魔族と、
彼らが操る怪獣を超えた怪生物・魔獣である。
だが、そんな魔獣たちを倒すために人類は立ち上がる。
人類は対魔獣特殊部隊・BARを結成し、
新たに誕生したウルトラマンティアーズと一緒に、
魔獣たちと戦っているのだ。しかし、
今回は違っていた。戦う相手が。
BAR基地の司令室で、全ての隊員たちが集まった。
大神「諸君の日々の活躍によって、
これまでの魔獣は倒され、地球は今でも平和じゃけ。
だが、その平和を成しているのは、
我々BARだけではない。新しいウルトラマンも、
我々に協力して、魔獣を倒してくれたき。
その新たなウルトラマンであるティアーズの正体は、
まだ知らないが、いずれわかる事になるじゃろ。」
大神がそう話した後、灰間は心の中でこう呟く。
灰間(実はこのペンダントで俺がなったんだよね。
そのティアーズってのに。でも、そんな事を、
語ったら、後々大変な事になるだろうな。うん・・・。)
日下部「・・・ですが、何でもかんでもウルトラマンに、
頼るワケにはいきません。我々BARだけで、
人類自らの手で地球を守らなければなりませんよね?
後から出るかも知れない、どんな魔獣でも、
できるだけ私たちで倒さなければならないと思います!」
灰間(へェ・・・・。じゃ、
ティアーズに変身してやんねーぞ?何つって。)
灰間は一瞬、眉毛をピクっと動かしたが、
ピンチの時には絶対に変身するつもりだ。
大神「そうかも知れんの。じゃが、
何でもかんでも魔獣が出るワケではない。
他の侵略者やモンスターも出るかも知れない。
そがァな事も考えて、日々の防衛に励んで欲しい。」
隊員たち「了解!!!」
そして、夜となった。とある山地で地震が起きた。
その後、地面を突き破り、そこから巨大な怪物が現れた。
その怪物は4足らしく、身体が黒かった。
怪物「グァガアアアアアァァァァァァァオゥ」
この怪物もまさか、魔獣か。否、それとも。
その問いを無視するように、怪物は山中を移動する。
その怪物を一人の青年が不気味な笑みで見ていた。
青年「・・・・見つけたぞ・・・・・!」
翌日。学園ではBARとウルトラマンティアーズの、
活躍が生徒たちで話題となっていた。灰間のクラスでも、
その話題で持ちきりである。
男子生徒A「聞いたかぃ?BARとウルトラマンティアーズの事。」
女子生徒A「ええ!BARって頼もしいわね。」
男子生徒B「メカがかっこ良いしな!ティアーズも。」
女子生徒B「魔獣は怪獣より強いけど、ティアーズは、
その魔獣を倒してくれるから、最高に強い戦士よね!」
男子生徒C「ティアーズのおかげで俺たちゃ平和。」
女子生徒C「ウルトラマンティアーズ万歳!!!!!」
生徒たちの喜ばしい会話を聞いた灰間と野口たち。
つづく
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