そのスクリーンには、4つの画面が映されていた。その4つの画面には、
それぞれジャンボロイドたちが各地の街で暴れていた。そして、一つ一つの画面が変わっていき、
それらは全て、ジャンボロイドたちが暴れている場面であった。
日向隊長「このように、デスナイトの対日本攻撃支部は、今や日本支部の遺産たる、
今まで日本で暴れていたジャンボロイドたちが、深夜日本各地で破壊活動を行っていましたわ。
京都ではサンダーフェイズ、山梨ではディバインカッター、神奈川ではハーケンダイバー、
埼玉ではソニックキャリバー、九州ではミラージュザイス、沖縄ではウォーティイーター、
四国ではアドゥスサイルドとガンズスライド、札幌ではブリザードエクシア、
北海道ではバーニングハント、広島ではブラッドアサルト、富山ではクライシスナイト、
東海ではシャーマニックツァルト、奈良ではデンジャラスアタッキー、
長野ではスカイハイイーグルと・・・・。ジャンボロイドたちは各地の都市を破壊して、
ほとんど壊滅させていきましたわ。」
春日「ジャンボロイドたちめ・・・・!大勢いるから、それぞれに分かれて、
日本各地を攻撃して征服を一気に進めようってワケね・・・・・・!!」
光次郎「桐原め・・・・・!一体どんな科学で奴らを多く・・・・・・!!!」
神山副隊長「桐原・・・・?」 日向隊長「一体、誰ですの・・・・?」
光次郎「・・・・・まだ、完全に確信してないかも知れませんが、
デスナイトの対日本攻撃支部の支部長らしいんです。元は僕と同じ学園の人だったんだけど・・・・・。」
春日「じゃあ、今我々と対立しているデスナイトの支部のリーダーともう会ったって事ね。」
光次郎「はい・・・・・・。もし、僕の判断が正しければ・・・・・。」
青井「桐原・・・・・!そいつが我々が倒すべき敵・・・・・!!」
野沢「でも・・・・・。その倒すべき敵が光次郎君と同じ学園の人だなんて・・・・・。」
清水「だが、支部長を倒さない限り、デスナイトの支部は動き続けるだろう。」
日向隊長「まあ。その対日本支部の支部長の名が桐原だって事はわかりましたわ。
それと、昨日、地獄谷で謎の怪物に襲われた探検家の生き残りがこの基地に訪れましたわ。
春日「探検家・・・・・・?」
日向隊長「ええ・・・・・。その時、その探検家の人が私たちにこう伝えましたわ。
地獄谷にあるデスナイトの日本支部にいってみたら、謎の巨大なゾンビの怪獣が、
ガスを仲間を腐らせて殺してしまったのかと・・・・・・。」
光次郎、野沢、清水「地獄谷!!!!???」 3人は地獄谷と聞いて驚く。
そう。地獄谷にはデスナイトの日本支部があるのだ。しかし、その支部は滅んだのだ。
光次郎「地獄谷には・・・・デスナイトの日本支部があって、僕たちが壊滅させたハズ・・・・・!!」
青井「っ!?地獄谷にあの敵の日本支部があったの!??」
桜「うん。かつて、地獄谷ではデスナイトの日本支部があったわ。でも・・・・・。
その支部はまだ入隊していない頃の光次郎君や清水さんや野沢さんたちが、
あの佐野山支部長を倒して、壊滅させたの。」
光次郎「その日本支部は僕たちが滅んだハズ。しかし、そこにゾンビのような怪獣がいると言う事は、
日本支部には生き残りとしてモンスロイドをひそかに残しおいたと言う事か!??」
桜「いえ・・・・・。日本支部には、モンスロイドを持っていなかったわ。
しかし、対日本攻撃支部の奴らは何かの作戦で日本支部の遺産を利用しているのは確かよ。」
神山副隊長「とりあえず、ジャンボロイド軍団の秘密は地獄谷の日本支部にあるハズだ。
よって、君たち第6分隊の諸君には、地獄谷の日本支部のあった場所へ向かってもらう。」
日向隊長「私たちも協力しますわ。あと、第10分隊も駆けつけてくれますわ。」
春日「わかりました。・・・・では、みんな。地獄谷へさっそく調査に向かうわよ!!」
光次郎たち「了解!!!!!!」
こうして、SSPは地獄谷へと続く道路を走っていた。春日隊長、光次郎、桜、青井、
清水、野沢の6人はアクターシックスに乗り、日向隊長と神山副隊長は、
上部にロケットランチャーを搭載している専用車に乗っていた。ちなみに、
その専用車は3台あり、真ん中に走っている一台が日向隊長が乗っているのだ。
ちなみに、神山副隊長が運転を担当している。このまま真っ直ぐ進めば、地獄谷であるが・・・。
野沢「・・・・・っ!??何かがこちらに向かってきます!!!」
春日「何ですって・・・・・!?」 アクターを運転している野沢が見たものは、
上部に大砲が搭載されている黒い車二台と黒いジープ二台であった。
その二台のジープは旗があり、その旗の模様はデスナイトのマークが描かれていた。
そして、二台にはそれぞれブラックアタッカーが4人乗っていた。
黒い車に乗っているのは、黒い軍服を着ていた男であるが、一応デスナイトのメンバーのらしい。
光次郎「デスナイトかっ!!!」 青井「我々の行動に嗅ぎつけたのって言うの!?」
春日「迎撃準備!!!デスナイト部隊を倒すのよ!!!」 隊員たち「了解!!!」
春日の命令で、アクターの左右から光次郎、青井、桜、清水の4人が武器を持って出てきた。
右の窓から光次郎、桜。左の窓から青井、清水が出てきた。光次郎がボウガンなのに対し、
他の3人はサイレントガンである。こうして、SSPVSデスナイトによる車同士の戦いが始まる。
そして、デスナイト側の黒い車がいきなり砲撃し、ジープのブラックアタッカーたちも、
搭載されているマシンガンやランチャー、手に持っているショットガンやモデルガンなどで猛攻撃を開始。
光次郎、青井、桜「うわああぁぁぁぁぁ・・・・・っ!!!??」 3人は敵の猛攻にビビる。
清水「恐れるなっ!!!反撃をするんだ!!!」 清水がそう言いながら、反撃し、
光次郎たち3人も反撃を開始した。そして、3台の専用車もランチャーで爆撃する。
デスナイト側も負けずに、攻撃を続行。凄まじい銃撃戦である。
光次郎「くらえっ!!」 ブラック・アタッカー「うわあぁぁ・・・・!!!」
ジープを運転していたアタッカーが、光次郎のボウガンの矢に顔を刺されて死んだ。
そして、第2分隊の専用車がランチャーで運転手を失ったジープを攻撃し、爆破した。
光次郎「よし!!まず一機!!!!」 しかし、デスナイトがこのまま黙っているワケにもいかない。
黒い車の砲撃に、敵ジープを破壊した第2分隊の専用車が一台、大破してしまった。これで五分五分だ。
神山副隊長「よくも我が戦友たちを・・・・・っ!!!」
日向隊長「反撃を!!神山副隊長!!!!」
神山副隊長「了解!!!!」 日向隊長や神山副隊長の乗っている専用車がランチャーで、
運転手を失ったジープを攻撃して爆破した。神山副隊長は運転の他に、砲撃をも担当しているのだ。
戦力を半分削られたデスナイトの部隊は、怒ったかのようにさらに猛攻しまくる。
これにより、アクターシックスの前の地面が爆発してしまい、野沢はこれにビクついてしまう。
野沢「きゃ・・・・っ!!」 春日「ひるまないでっ!!前進するのよ!!!!」
清水「残りのジープに一斉攻撃だっ!!!!」 光次郎たち4人が一斉連射を繰り出し、
ジープのアタッカーたちを全て倒した。4人は攻撃を続け、無数の銃弾と矢が、
ジープの機体を攻撃。やがて、ジープは爆発してしまった。敵戦力は残り一つになった。
青井「これでもくらえっ!!!」 そして、青井は手榴弾を、黒い車に投げつける。
ドカアアァァァァァン 手榴弾により、黒い車は爆破し敵は全滅した。
神山副隊長「敵部隊を殲滅できました。日向隊長!」
日向隊長「はい。では、そのまま地獄谷までお急ぎましょう・・・・。」
デスナイトの妨害を乗り越え、ついにSSP部隊は地獄谷へとついた。
メンバーたちは、既に既に廃墟となっている、
あの忌まわしきデスナイトの日本支部の基地に来ていた。
そこで隊員たちはそれぞれに分かれて、廃墟となった支部を探索していた。
桜「ここが、かつて我々が対立していたデスナイト日本支部の最後の姿・・・・・。」
青井「こんなところに、本当にあのデスナイトの日本支部があったなんて・・・・・。」
光次郎「・・・・っ。佐野山支部長は確かに僕が倒した・・・・。それなのに、
あのジャンボロイドどもが・・・・。・・・・むっ!??桜ちゃん!!奈々ちゃん!!」
桜「どうしたの!??」 桜と青井が光次郎に呼ばれて、彼の方に来る。
光次郎「こいつを見てくれ!!!」 青井「っ!!こ・・・・これは・・・・!」
3人が見たものは、デスナイトのメンバーであった人間の死骸であった。
その遺体は壊滅による爆発のせいか、あまりに酷い有様である。
目がなくなってしまい、焼けた体は何ヶ所も失っていた。
桜「これがデスナイトになった人間の末路・・・・。許せないけど、
彼らも元は普通の人間だったのに・・・・。やはり、デスナイトを・・・・・!」
青井「壊滅すべきです・・・・。デスナイトに入った人間は皆、こうなればいいんですよ・・・・!」
青井はそう言ってデスナイトメンバーの死骸の顔をグシャッと踏みつける。
桜「奈々ちゃん・・・・・!?」
青井「デスナイトの人間は絶対許しません。私の大切な人を奪ったデスナイトめ・・・・!
今度は私たちSSPがこのような姿にしてやるわ・・・・!いい気味よ・・・・。」
光次郎「奈々ちゃん・・・・・。そんなにデスナイトが憎いのか・・・・・。」
青井「だから私は青井だってば・・・・。作業にとりかかりましょ。」
光次郎「・・・・そうだな。復活したジャンボロイドの謎を解くまでは・・・・・・。」
そして、野沢や清水、神山副隊長も廃墟となった支部を探索していた。
神山副隊長「えぃ・・・・!むっ?これは・・・・。」
清水「またデスナイトの人間の死骸ですか・・・。」
こちらも、デスナイトのメンバーの死骸を発見していた。
野沢「・・・・残っていそうな使える機械とかはないけど、人の遺体だけがよく見つかる・・・・。」
日向隊長「変ですわね・・・・。この支部は既に機械だの部品だの全て失っているのでしょうか?」
春日「支部が爆破で壊滅したから、もう機械が全て吹き飛んでしまわれたのでは・・・・??」
その時、何故かローブで身を隠しているる15人の謎の人物たちが出てきた。
光次郎「っ!?あ、そこ・・・・。危ないですよ??」
青井「あなたたちは一体、誰なんですか?」 桜「何をなされに来たのですか?」
ローブの女性「・・・・・・そう言う、あなたたちは何をしているのです?」
桜「・・・・・昨日、大暴れしたジャンボロイド軍団の謎を解くために、
この日本支部からその情報を探しているのですが、あまり結果がでなくて・・・・・。」
光次郎「・・・・・もし、よければ。あなたたちも手伝ってくれませんか??」
青井「こらっ!一般の人たちを巻き込むんじゃないわよ!!」
光次郎「いやァ・・・・^^;だってうまくいかないもので・・・・。」
青井「SSPの仕事はSSPのメンバーだけでやるべきよ!!他人の手を貸すなんて・・・・!」
ローブの女性「あなたの探している物は・・・・なんとなく知っています。」
光次郎、青井、桜「え・・・・・・???」
ローブの女性「それは・・・・・。壊滅したこの日本支部に残った、
機械及び部品・・・・。しかし、それらは私たちを蘇らせるのに必要な部品・・・・・。」
光次郎「え・・・・!?あ、あなたたち・・・・。何を言って・・・・・。」
ローブの女性「まだわからないのですか?あなたたちの目の前に、既にあなたたちの敵がいる事を・・・・!!」
そして、ローブの女性たちは一斉に、ローブを脱ぎ捨て、その姿を光次郎たちの前にさらした。
女性たちはなんと、等身大のジャンボロイド軍団であった。3人はそれを見て、驚いた。
ちなみに、喋っていたのはサンダーフェイズであった。
光次郎、桜、青井「っ!!!!ジャンボロイド軍団!!!!!!!」
サンダー・フェイズ「サンダーフェイズ!!」
ディバイン・カッター「ディバインカッター!!」
ハーケン・ダイバー「ハーケンダイバー!!」
ソニックキャリバー「ソニック・キャリバー!!」
バーニング・ハント「バーニングハント!!」
ミラージュ・ザイス「ミラージュザイス!!」
ブリザード・エクシア「ブリザードエクシア!!」
アドゥス・サイルド「アドゥルサイルド!!」
ガンズ・スライド「ガンズスライド!!」
ブラッド・アサルト「ブラッドアサルト!!」
スカイハイ・イーグル「スカイハイイーグル!!」
クライシス・ナイト「クライシスナイト!!」
ウォーティ・イーター「ウォーティイーター!!」
シャーマニック・ツァルト「シャーマニックツァルト!!」
デンジャラス・アタッキー「デンジャラスアタッキー!!」
デストロイ・スラッシャー「デストロイスラッシャー!!」
光次郎「く・・・・っ!!しかし、どういう事だ!??お前たちを蘇らせるのに必要な部品とは!?」
サンダー・フェイズ「いいでしょう。ならば、教えてやりましょう・・・・。」
バーニング・ハント「かつて、貴様らSSPとマリオネットライターに倒された我々の破片は、
ほとんど日本支部に持ち帰り、ほとんど戦場で残されていった・・・・。」
スカイハイ・イーグル「しかし、対日本支部のリバース殿が我らの遺体を集めたのだ。」
クライシス・ナイト「そして、日本支部の技術の仕込んだ機械と部品を廃墟となったこの基地から、
集めて、それを使ってリバースはマッドナイトアンデットで・・・・・。」
ディバイン・カッター「見事・・・・我々を復活させたのだ。貴様らとライターを倒すためになァ!!!!」
デンジャラス・アタッキー「今度はてめーらが死ぬ番だぜっ!!!
まあ、てめーらのような奴じゃァ再生もできねぇだろうけどなあぁ!!!!」
光次郎「そうはいかないっ!!!今度こそお前たちを完全に再起不能にしてやる!!!」
そして、春日、日向隊長、神山副隊長、清水、野沢、そして他の4人の隊員が駆けつけた。
春日「どうしたの!??」 光次郎「ジャンボロイド軍団が来たんです!!!」
日向隊長「なんですって!!??」
シャーマニック・ツァルトト「なんか多く来ちゃったわね・・・・。」
ハーケン・ダイバー「まあ、いいんじゃない?まとめて殺せるし。」
ソニック・キャリバー「高町光次郎!貴様の周りにいる奴らを殺してやろうぞ。
真奈美のようになァ!!」
光次郎「貴様らぁ・・・・!もう絶対に許さないぞ!!!」
ブラッド・アサルト「キエエエェェェェェェ!!!!上等だ!!!!」
サンダー・フェイズ「では、同士の皆さん!!共に戦いましょう!!!」
ジャンボロイド一同「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
そして、15人ノジャンボロイドたちが隊員たちに迫る。
つづく
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