リバースがそう叫ぶと、この大きな部屋にある巨大な門が開き、
そこから醜い巨大な怪物が出てきた。その姿は顔がまるで髑髏のようであった。
しかし、眼球無き目の部分から青い液体が流れ、口の中にはまだ肉があり、紫色の舌があった。
背中から尻尾には緑色の毛が不気味なほどに覆っていた。
両腕が不気味にも無数に粒があった。手は水色で、細く見える。
胴体には無数の目があった。両肩には角が突き立ててあるが、何故かそれが肉に見える。
獣らしい足ではないが、何故か蟲らしい形であり、その膝らしい部分には、
今に飛び出そうな緑色の目があった。これほど恐ろしい姿をした異形の怪物。
これこそが、リバースの操るモンスロイド、マッドナイト・アンデットであったのだ。
マッドナイト・アンデット「ウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・・」
桐原「おお・・・・・!こいつがリバースのモンスロイドか・・・・!
名の通り、恐ろしき夜に現れし不死の獣と言うワケか・・・・・!!」
リバース「ふふふふ・・・・・。形だけで驚いてはいけませんぞ。支部長。
このマッドナイトには、破壊されたジャンボロイドの機体を修復できるシステムを、
搭載されているのです。さっそく、この哀れなジャンボロイドたちを蘇らせましょう。
マッドナイト!!今こそ、お前の力を使う時を使う時が来たのです!!!」
マッドナイト・アンデット「ウウウウウウゥゥゥゥゥゥ・・・・・・」
マッドナイトは両足の膝の目から緑色の光線を放ち、
それを無数のジャンボロイドの遺体に浴びせる。すると、予期せぬ事態が起こった。
それぞれバラバラであったジャンボロイドの機体が光に包まれ、
やがてそれぞれバラバラであったジャンボロイドの機体が次第に元に戻っていき、
ジャンボロイドたちが元の姿になると、光は消え、ついに恐れていた事が起きてしまった。
そう。日本支部のジャンボロイドたちが復活してしまったのです。
サンダー・フェイズ、ディバイン・カッター、ハーケン・ダイバー、ソニック・キャリバー、
バーニング・ハント、ミラージュ・ザイス、ブリザード・エクシア、アドゥス・サイルド、
ガンズ・スライド、ブラッド・アサルト、スカイハイ・イーグル、クライシス・ナイト、
ウィーティ・イーター、シャーマニック・ツァルト、デンジャラス・アタッキー、
デストロイ・スラッシャー。総勢・15人のジャンボロイドが横に並び、立ち上がったのだ。
桐原「おお・・・・・・!ついに、蘇ったか!!歴代の日本支部のジャンボロイドたちよ!!」
桐原は多くの日本支部のジャンボロイドの姿を間近で見た事によって、
驚きと興奮、そして喜びに満ちた表情をしていた。
リバース「ちなみに・・・・・。ジェノサイド・シーザーの遺体は見つかりませんでしたので、
復活させる事はできませんでした・・・・・。」
ダークネス・セイバー「そうか・・・・・。まあいい。お前たちは今日より、
我が対日本攻撃支部のジャンボロイド軍団として、日本の攻撃を専念するのだ。」
桐原「お前たちの力を見てみたい。さっそく大阪へと襲撃したまえ!!!!!」
SSP第6支部基地の司令室では、光次郎たちや、春日隊長がいた。
通信隊員「東京中心付近にて、ジャンボロイドが出現しました!!!」
野沢「またデスナイトが破壊活動を開始したのね・・・・・・・っ!!!」
光次郎「それで、どんなジャンボロイドなんだ!??」
通信隊員「ふ・・・・・複数いますっ!!全部で15人ですっ!!!」
青井「じゅ、15人もっ!!!??」 青井はもちろん、全員は敵が無数いる事にそれぞれ動揺する。
清水「15人か・・・・・っ!日本では始めての規模だな・・・・・。」
桜「もし、それガ本当だとしたら街はあっと言う間に壊滅しちゃう!!隊長!!!」
春日「ええ!さっそく出撃よ!!!被害を最小限に食い止めなさい!!!!」
隊員たち「了解!!!!!」
東京の街では、まだ静かに平和なハズであった。しかし、人々は恐怖を感じそうに、
空を見上げる。その空から無数の影が飛んでくる。それこそが、
マッドナイトにより、蘇りし15人のジャンボロイドたちであった。
人々「あっ!ジャンボロイドだ!!!」 「いっぱいいる!!!」 「に、逃げろおおぉぉぉぉっ!!」
ジャンボロイドたちは街の上空を飛んでいる。人々はそのあまりの恐怖に逃げ出した。
そこに、光次郎、桜、青井、清水、野沢の5人が乗るフライング・ファイターが飛んで来た。
前のコックピットは光次郎、桜、青井。後のコックピットは清水、野沢が乗っていた。
光次郎「す・・・・・すげェ!!確かに、15人いるぞ・・・・・・っ!!!」
青井「デスナイトには、まだこんな数のジャンボロイドがいたのね・・・・・・!!」
光次郎たちはジャンボロイドが15人いるところを確信し、驚いた。
桜「・・・・・・っ!?待って。このジャンボロイドたち・・・・・・見た事あるわ!!!」
野沢「っ!確かに・・・・・。こいつら、今まで私たちが戦った事あるわ!!」
清水「そうだ・・・・・!こいつらは、日本支部所属のジャンボロイドたちだ!!!!」
光次郎と青井「な・・・・・!なんだって!!?」 二人は清水の発言に驚く。
二人は改めて、ジャンボロイドたちを見る。そのジャンボロイドたちは、
サンダーフェイズからデストロイスラッシャーまで、その全てが、
今までマリオネットライターが倒したハズの日本支部のジャンボロイドたちであった。
光次郎「ほ、本当だ!!こいつら、ライターが倒したハズなのに・・・・・・っ!!
それに、日本支部と佐野山支部長は僕と神山副隊長たちが滅ぼしたハズなのに・・・・・!」
青井「こ・・・・・これが、日本支部のジャンボロイド・・・・。近くで初めて見た・・・・・・。」
そして、ジャンボロイドたちは街の中心に着陸し、大暴れを始めようとした。
サンダー・フェイズ「・・・・・・・・・!」 ディバイン・カッター「・・・・・・・・!!」
ハーケン・ダイバー「ハウウゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・。」
ソニック・キャリバー「・・・・・・・・・・!・・・・・・・・・・・!!」
バーニング・ハント「グオオオオオオォォォォォォォォウ!!!!!!」
ミラージュ・ザイス「ウッフッフッフッフッフッフッフ」
ブリザード・エクシア「ハアァァァァァァァァァァ・・・・・・・・」
アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「・・・・・・・!!・・・・・・・・・・!!」
ブラッド・アサルト「キエエエエエエエエエェェェェェェェェェ!!!!!!!!」
スカイハイ・イーグル「ピチョオオオォォォォォウ」
クライシス・ナイト「コオウウゥゥゥゥゥ~オオウゥゥゥゥゥゥ~」
ウィーティ・イーター「キャパパッキャパパッキャパパッ」
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
デンジャラス・アタッキー「グオオォォォウッ」 デストロイ・スラッシャー「ヒィヒィヒィヒィヒィ!!!」
ジャンボロイドたちは、それぞれ鳴き声を同時に出しながら暴れだし、
まず、全員がそれぞれ拳や武器などでビルを壊し始める。
多くのジャンボロイドにより、多くのビルが数秒で壊れてしまう。
桜「被害が早くも広がってしまう・・・・・・!!」
そして、ジャンボロイド軍団はさらに大暴れを始めた。
サンダー・フェイズ「・・・・・・・・・!!」 サンダーは、両腕から電気光線でビルを破壊。
ディバイン・カッター「ロケットカッター!!!」
ディバインは第2話でも使用したロケットカッターで、遠くのビルを切り裂き、崩させました。
バーニングが火炎で街並みを燃やし、ブリザードエクシアが吹雪で街並みを凍らせた。
クライシスは剣、スカイハイは嗅ぎ爪、デンジャラスは拳、デストロイは両手の鎌でそれぞれ、
多くの建物を壊し続けていた。ウォーティは水、ブラッドは赤い液で多くのビルを溶かし続ける。
ハーケンは液体となって、逃げ惑う人々を呑み込んでしまう。
アドゥス・サイルド「久しぶりに一緒に暴れられるって、縁があるのよねェ・・・・・。」
ガンズ・スライド「せっかく生き返ったんだ。思い切り破壊せねばなァっ!!!!」
第8話のジャンボロイドコンビも息のあった行動で暴れる。
アドゥスがムチで、ガンズは両手の銃器で多くのビルを破壊し続ける。
ソニック・キャリバー「被害を大きくしてやるか・・・・!分身ボム!!!!」
ソニックは分身ボムを多く投げ、それで多くのソニックの分身が誕生した。
ソニックは分身たちとともに、それぞれ刀や手裏剣などで、多くの建物を破壊していった。
シャーマニック・ツァルト「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ」
シャーマニックは6つの武器を同時に使いこなし、周辺の街並みを破壊し、燃やし続けた。
青井「このままでは、壊滅してしまう・・・・・!!」
桜「攻撃よ!!これ以上、被害を拡大させるワケにはいかない!!!」
光次郎「前はライターに倒されたクセに!!今度は僕たちが同じ目に合わしてやるぜ!!!」
フライングはレーザーバルカンで、多くのジャンボロイドを攻撃した。これを受けた敵たちはひるむ。
そして、ランドバーナーを初め、リボルバージャック部隊、戦車部隊、戦闘機部隊でも駆けつけた。
花園「うひゃあぁ・・・・・!こんなに多いジャンボロイドは初めてだわさ・・・・・!!」
つづく
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